アンゴラ戦に期待すること

日本のサッカーシーズンも激戦の終盤を迎え、どうしても怪我の情報が多くなります。欧州で言えば4月あたりでしょうか、どの国も本大会前に主力が怪我に苦しんでいる、ちょうどそんな時期に今の日本があたっているのでしょう。主力選手の怪我もジーコ監督が選手をかたくなに固定してきた時期なら大問題なのですが、最近は以前よりは柔軟に選手を使い分けているし、来年の本番でも主力選手の怪我は想定の範囲内と思わなければいけないわけで、状態のいい選手でベストメンバーを組むシュミレーションとして、このアンゴラ戦の戦いを期待したいですね。


過去の采配を見ていると、ジーコ監督は自分が使いたい選手が怪我で欠けることは想定せずに、まずは常にベストメンバーでいく。実際に誰か怪我をしたら、そこに同じポジションの選手をいきなり当てはめる。試合としてはいきなりでも、紅白戦で練習しているから問題ない。このような思考なのでしょうね。
でも、これから先の残り少ない代表活動期間を考えると、主力メンバーの連携の構築と並行して、主力の怪我も想定したバックアップメンバーの育成や連携、そのような、2つの仕事を同時進行していくリスクマネージメントも求められるのでしょう。主力選手の怪我は不幸な出来事ですが、チームとしてはバックアップの充実を図るチャンスと切り換えて、アンゴラ戦にいい内容の試合を見せて欲しいものです。


少なくともチケット代(カテ1、8,000円)の元が取れたと思えるような試合はやってよね、お願いだから(笑)。
J-KET投稿分