トヨタカップ雑感

終わりましたね、トヨタカップ。今までの試合で空席が目立ったり大量の招待券が出回っていたりと、集客に苦労していた大会だったので、決勝の横浜国際競技場に66,000人もの観衆が集まった時には、「多いな」と思ったのです。しかし、以前のスタイルのトヨタカップ時代には発売日にチケットが完売する顔合わせもあったわけで、決勝でさえ空席があったことを考えると来年の第2回大会以降の運営もよく考えないといけませんね。


世界クラブ選手権の未来を夢想する 宇都宮徹壱さん スポナビ


リンク先で宇都宮さんも触れていますが、開催国枠も含めた出場クラブの問題や、実際の消費者にとっては切実な問題であるチケット代の問題。平日はともかく、土日でも夜開催となってしまうことでの寒さの問題。まあ、寒い冬の欧州ではこの程度の寒さでは問題にならないのかもしれませんが、好きなクラブを応援しているわけではない日本人には、この時期の寒さはきついですね。Jで応援しているクラブの試合ならまた違うのですが、関係が薄いクラブの試合では試合内容より寒さの方が気になってしまいます。


特にチケット代の部分ですが、世界でも比較的お金持ちの国である日本人でさえ高いと思ってしまう大会を、第3回以降世界のどこの国で行うのでしょうね。各クラブの出場給などは分かりませんが、日本人以外にあの金額のチケットを買おうと思う国はあるのかな。来年までは日本開催が決っていますが、開催国枠も含めどうなっていくのでしょうか。