佐野元春2006全国ツアー「星の下 路の上」 2本目

江戸川区総合文化センター」に行ってきました。
凄い、やっぱり凄いっす。昨日と同じ書き出しになってしまいますが、2日連続でライブを見てもやはり同じ感想しか出てきません。佐野元春さんクラスのミュージシャンなら15曲くらい演奏して、途中をMCでつないでお茶を濁してもオーディエンスは文句を言わないと思うのですが、演奏、演奏、とにかく演奏で、客席のオーディエンスを休ませる隙を与えません。2日連続ですからセットリストなどは分かっているわけですが、それでも鳥肌が立つと言うか、体の芯から湧き上がってくるような喜びがあります。


今日のホールも1,500人規模の大きさでしたが、あの一体感はどこから出てくるのでしょうね。元春さんのように25年間継続して活動してきていて、心の底から元春さんを応援し続けているオーディエンスがいる。25年前に発表された曲が歴史の中に埋もれてしまうのではなくて、今もファンの心の中に生きているとでも言えばいいのか、アルバムだけでは埋もれてしまうかもしれないけれど、常にライブ活動を続けているからこそ今も現役で生きている曲になるのかな、なんて思っていました。昔の曲を聴いて、「古臭くない」とか「今でも通用する」とかではなくて、今でも生き続けている曲と言う感じです。


そんな生き続けている名曲たちを、2時間45分近くノンストップで演奏し続ける元春さん。体調は大丈夫かなと心配してしまいますが、とっても元気です。まだ2公演を見ただけですが、今回の2006全国ツアー「星の下 路の上」は伝説のツアーになるような気がします。