もうすぐアメリカ戦

世間はトリノオリンピックまであと何日と騒いでおりますが、なかなかオリンピックモードにはならず本大会まで4ヶ月とちょっととか、そんなことばかり考えてしまいます。当然オリンピックよりもアメリカ戦を優先して視聴するわけですが、とうとうワールドカップという本番の年の日本代表の試合がスタートしますね。ドイツでのグループリーグの3試合の結果はどうなるのか分かりませんが、最低でも3試合目まで次への可能性が残っている状態でいて欲しいものです。2試合目のクロアチア戦を終わった時点でグループリーグ敗退が決まっているのでは悲しすぎます。逆に2試合終了時点で勝ち抜けが決まっているのなら大歓迎ですが、そこまで甘くもないでしょう。


さて、以下の文章は某所へ投稿したモノですが素直な気持ちとして残しておきたいので転載させていただきます。

4年サイクル


出場することすら叶わなかった94年大会。


悲願の初出場ですでに満足してしまっていた98年大会。


そしてフランスでの3戦全敗という結果を受けて、世代交代を推し進めた02年大会までの4年間。
まれに見る黄金世代に恵まれて、世代交代は予想以上にうまくいきました。
ユース世代から国際経験豊富な選手たちを擁して、02年大会はベスト16という好結果を残せました。
今まで勝ち点を1点も取れなかった国のベスト16進出ですから、大成功の結果だと思っています。
しかし、隣国のさらなる好結果で霞んでしまいましたが。


そして02年以降の4年間。
ジーコ監督の手腕の問題もあったかもしれませんが、どちらかというと02年のチームに更なる上積みを求める人々と、02年のチームを一度リセットして新たな日本代表を作り上げることを是とする人々の意見の相違だったのかなと感じています。
方法論の是非が、いつのまにか監督個人の是非に摩り替わってしまった。
今となってはそんなことを思います。


未だに現代表のチーム作りには疑問を感じる部分もありますが(笑)、ここまできたら運でも何でも使って一つでも多く勝ちあがって欲しいです。
また、心がヒリヒリするような季節がやってきますね。