トリノ五輪 女子フィギュア

朝、テレビを点けた瞬間が荒川選手が滑り終わった瞬間だったのです。その笑顔を見て満足のいく滑りをしたのだなとは分かったのですが、得点を見てその時点で1位。でも、それ以前に誰が滑っていて、その後何人が滑るのか分からないまま見ていました。最終組ということは知っていましたが、あと何人?と気が気ではありませんでした。村主選手が滑って、コーエン選手が2位であることが分かり、あとはスルツカヤ選手だけが金メダルを争うライバルなのかなと思いながら見ていました。他の選手のミスを願うことは好きではありませんが、それでもまさかのスルツカヤ選手の転倒の瞬間は思わずホッとしてしまいました。スルツカヤ選手の病気と戦う姿などは知っていたので、スルツカヤ選手にもメダルは獲って欲しかったのですが。


夜になって、再放送で初めて荒川選手の4分間の演技全てを見ました。迫力がありましたね。コーエン選手やスルツカヤ選手が本来の力を出し切れない中で、荒川選手は滑れることを楽しんでいるかのように見えました。演技後半での滑りながらも柔らかい表情など、再放送で結果が分かっていてもグッとくるものがありますね。採点には影響しないと言われているイナバウアー以降は会場が荒川選手と一体になっていましたね。競技ではあるのだけれど、採点だけが目標ではない。
村主選手も頑張ったんだけどなぁ。あと一歩届きませんでしたね。でも、ミスも少なくまとめたし、惜しかったなぁ。