金子達仁氏のコラム

ワールドカップが近くなってきて、最近また読むようになってしまいました。雑誌とか買ってまでは読まないのですけどね。
今こそ日本代表にハッパを!! スポニチワールドサッカープラス 春夏シュート
『日本代表のサッカーの出来具合を判断する基準があいまい』という主張には同意できるところもあるのですが、昨年のコンフェデでのギリシャ戦、ブラジル戦を例えに出すとすると、相手のチームが日本のパスまわしに対して掛けてくるプレッシャーの多寡が問題になってくるのではないかと思います。今の日本代表の選手達ならプレッシャーが少なければ相当華麗なパスまわしが出来て試合を進めることが出来ると思います。しかし、たぶん本大会でそれを許してくれる国は少ない。ブラジルはともかく、オーストラリアとクロアチアはプレッシャーを掛けて日本のミスを誘う、または日本のペースにはさせない戦い方をしてくるのだろうと思います。その時にどんなプレーが出来るのか。


ジーコ監督はボスニア・ヘルツェゴビナ戦後に、5月の直前合宿からのチーム作りでコンフェデの時のような再現が可能と考えているようなニュアンスの発言をしていましたが、例え日本側で再現が出来ても、相手側がそれを許してくれないように思います。それとも試合後の発言は相手のプレッシャーが厳しい時の対策の自信があるといったものふだったのでしょうか。それなら良いのです。