やっぱり厳しい評価ですね。

昨日もいくつかリンクを取り上げましたが、大住さんも厳しいですね。選手達のフィジカルコンディションの悪さを取り上げた後に、根本を突いちゃってます。
エクアドル戦には何の意味があったのか 大住良之 さん

もうひとつの大きな問題、それは、日本代表チームに「ワールドカップまで残り70日」という高揚感や張りつめたものがまったく感じられないことだ。
 メディアはいろいろと騒ぎ立てているが、ワールドカップに行く23人はジーコのなかではとっくに決まっていることを、選手たちは感じ取っている。現在どんなコンディションにあるか、ことしの親善試合やアジアカップ予選でどんなプレーを見せたかはあまり問題ではない。昨年までにどんな実績を残してきたかが、最も重要だ…。

(中略)

エクアドル戦の日本代表はレベルが高いとはいえなかったが、手を抜いていたわけではない。それぞれに懸命にプレーしていた。ただ、チーム全体を覆う無力感、この試合に意味を見出せない空しさは、隠しようもなかった。
 その最大の責任は、もちろん、監督であるジーコにある。Jリーグでどんなプレーをしていても無関係の先発メンバー決定が大きな原因になっている。

代表チームの運営なり監督の選考なりその後の評価なり、すべてとは言いませんがメディアやファンは明らかな否定をしなかったのですから、結局のところ現体制が持続してしまった遠因を作っているのだと思います。一次予選の戦い方を見てこの監督と会長には見切りをつけましたが、その頃の問題はそのまま解決されず今に至っているわけで、今さら何をか言わんや、という感じもします。