Number PLUS の対戦国研究

おなじみの宇都宮徹壱さんの文章による「98年組が語るクロアチアの脅威」というコラムで、アサノビッチ氏がクロアチアと日本について語っているのですが、日本についてのコメントが短いけど重いです。

日本には、一発のプレーで試合を決めてしまうようなファンタジスタが何人いるのか。もちろん、中田英、中村のふたりが、別格の存在であることは、私も認めるよ。だが、今のクロアチアを相手に、たったふたりの力だけで、果たしてどれだけ対抗できるのかな?
(本文91項より一部引用。全文は雑誌をご覧下さい)

「2人を越えそうな若手も日本国内にはいるのですが監督が使ってくれないのですよ」、という言い訳は別にして、実際にスタメンが予想されるメンバーでクロアチアの守備をこじ開けられそうな予感は残念ながらあまり多くは持てませんね。でも、勝利を信じる力でいつものように何とかしてしまうのかもしれませんが。

果たして日本に、どれだけ攻撃のアイデアがあるのか。そこが疑問だね。
(中略)
日本がクロアチアに勝つためには、攻撃にプラスアルファが必要だろう。あとは中田と中村のコンディション次第、というのが率直な私の意見だ。(中略)なるほど、中田と中村はクロアチアの守備ラインに近づくアイデアはあるだろう。でも、問題はその先なんだ。
(同項より)

攻撃のアイデアですか、あるのかな。ここ最近で得点を重ねている代表候補のFWも思いつかないし。