国内合宿と話し合い

日本代表の国内合宿もいよいよ明日一日ですね。明日はまた練習試合をして、26日にはドイツへ出発と4年間の代表スケジュールも残り少なくなってきました。今日は午前中がシュート練習で午後が休養とのことでしたが、選手たちのコンディションはどうなのでしょうね。玉田選手が足を痛めて休んだり(今日の練習は参加したようですが)、練習を休んでいる選手もいるようですが、スカパーで後藤さんも言っていましたが本当にやばい情報はマスコミには載らないと思うので一喜一憂することなく、見守るしかないのでしょうね。


そんな日本代表ニュースですが、選手間の話し合いの件をマスコミが盛んに取り上げています。中田選手と中村選手による巻選手の動き方についての話や、やはり中田選手の守備時の動き方について加地選手や三都主選手や宮本選手が話し合うといった報道がなされています。話し合いはとても大事だしコミニケーションはどんどんとらなきゃいけないと思うけれど、でも素朴な疑問が。ここに名前の出てこない小野選手や小笠原選手や稲本選手や遠藤選手は話し合いに参加しているのだろうか。怪我や出場停止などで選手が入れ替わった時にでも、今盛んに行われている話し合いの結果は有効に反映されるのだろうか。もちろんジーコ監督も今まで以上に細かい指示を選手たちに出しているのだと思いますが、その辺りが今ひとつニュースだけでは伝わってこない感じです。スタメンだけで戦うわけではなく、ベンチに入る全ての選手で戦うのでしょうから、チームとしてのコンセプトが明確に示されているのかどうかも報道してほしいものです。


守備での話し合いについても”失点しない為の守備”なのか”相手ボールを奪い帰して攻撃に移るための守備”なのか、選手個々によって捉え方が違うことがあるでしょう。そのギャップを埋めるための話し合いかもしれないけれど、主張と主張が相容れないときもあるでしょう。この記事で言えば三都主選手の動き方を最終的に決めるのは、誰なのでしょうね。「プレースタイルを変えたくない」と言いはじめたら、いくら話し合ってもチームにはならないでしょう。中田選手がまわりの選手に出て行くなといわれても「プレースタイルを変えたくない」と反発したら…。監督の出番かな。


高校生との練習試合についても、「前半が主力組で後半が控え組中心」というような伝え方ではなく、前半のフォーメーションと後半のフォーメーションなどをきちんと伝えてくれると嬉しいのですけどね。相変わらず主力と控えははっきり分けてしまっているのか、主力と控えの選手を組み合わせてその中での組み合わせの確認などもしているのか、そんな細かいニュアンスも伝えてくれたらいいのですけどね。