小説家を見つけたら

日本戦の当日でも、やる(笑)。


映画としては佳作という感じなのだと思います。「すごっくいいよ!!」という程でもなく、ボロボロ泣けるほどでもなく。それでも、少年期の終わりを描いた映画としては心にしみるし、自分の将来像としての偏屈な老人のモデルとしてもこの作品のショーン・コネリーは参考になる(笑)。まあ、私は人に何かを教えるようなものはありませんけれど、あのような場所で人を避けてひっそりと暮らして見たい。ショーン・コネリーが街を自転車で走るシーンは、その偏屈さが爽快に描かれていて好きです。


そして何よりもこの作品で秀逸と思ったのはエンディングロール。なかなかエンディングロールを最後まで見ることは少ないのですが、この映画は最後まで聴いてしまいました。その音楽が、これ。

Facing Future

Facing Future

このアルバムの14曲目『 Somewhere Over The Rainbow/What A Wonderful World 』が使われているのですが、映画ではなくこの曲で泣けちゃいました。もちろんそれには伏線もあるのですけどね。映画は見なくても、この曲だけは聴いて欲しいな。