ナビスコ杯決勝 鹿島 - 千葉

helguera2006-11-03

国立競技場に行ってきました。
チケットが完売ということは知っていたのですが、『1時間前にでも行けばいいだろう』なんて気楽に考えて、新宿のつな八さんで上天麩羅膳などを食べてから行ったら自由席はすでに満員で、最上段聖火台の近くでの立ち見になってしまいました。甘かった…、食欲に負けてしまいました(笑)。
でも、俯瞰でピッチ全体が見やすかったから、まあいいか(負け惜しみ…)。天ぷらを食べながらビールなどを飲んでしまったので、試合についてはサラリと(笑)、どうぞ写真でお楽しみ下さい。


まずは試合前の応援。
鹿島は10冠をあらわす大きな☆でしょうか。


続いて千葉はいつもの横断幕。


試合は両者攻め合い、とても面白いものでした。前半は千葉が素早い動き出しと豊富な運動量を武器に惜しいチャンスを作りますが決められません。それに対し鹿島は後半からネジを巻き直したか、効果的に自分たちのリズムでボールを動かし、タメを作って千葉の足を止めてしまいます。両者が激しく動く展開なら千葉のペースでしょうが、ボールを落ち着かせる展開になると鹿島に一日の長があるように感じました。
後半の展開を見ると、『鹿島が先制するのも間もなくか?』と思いながら見ていましたが、鹿島がペースを握って攻めることで生れたカウンターのチャンスを千葉がモノにして先制しました。


残り時間はあと10分、『これで鹿島が猛攻を仕掛け、さらに試合が面白くなる』と思ったのも束の間、先制から2分後のセットプレーから千葉が追加点を挙げてしまいます。コーナーキックに飛び込んでヘディングを決めたこの時の阿部選手は、まるでストヤノフ選手が乗り移っているかのような雰囲気でした。


2点差になるとは思わなかった、スコアボード。

そしてタイムアップ。



今シーズンは監督交代など、日本サッカー界に端を発する問題に揺り動かされた千葉でしたが、見事にナビスコカップ2連覇を達成しました。
記念撮影の間に、マスコット同士が抱き合って喜んでいるところが印象的でした。


そして、アマル・オシム監督の胴上げがありましたが、千葉サポではない私でも、昨年の胴上げを遠慮したオシム監督の姿も思い出し、またこの夏にサッカー協会が千葉にした仕打ちを乗り越え優勝したアマル監督の胴上げを見たときには涙が出そうでした。
おめでとう、ジェフユナイテッド市原・千葉!!