『天空の旅人 紅葉列島を飛ぶ』

本日放送のNHKハイビジョン特集の『天空の旅人 紅葉列島を飛ぶ』を見ました。

日本の秋を彩る紅葉。その赤い絨毯を上空から眺めようと、天空の旅人・多胡光純(たごてるよし・32歳)が大空を舞う。多胡はこれまで極北・アラスカや中国・タクラマカン砂漠など地球の極地に生きる人々や自然を撮影してきた。彼の道具はモーターパラグライダー。“夢の翼”で地上3mから3000m上空まで自由自在に飛び回る。

番組では彼を通して今までに体験したことのないダイナミックな紅葉の空撮映像を堪能してもらう。訪れる紅葉の絶景地は・・・・・・。日本一早い紅葉の北海道大雪山。美瑛は秋の色のパッチワーク。秘境知床の川をサケが遡る。そして東北へ。下北半島恐山と薬研渓谷。ブナ・カエデ、七彩の万華鏡となる十和田湖奥入瀬。旅は巨木伝説が潜む最上峡で終る。

テレビ朝日報道ステーションの中でも時々特集されるカメラマンの方だと思う *(思い込みはいけませんね、コメント欄でgiantSwingさんにご指摘をいただきました。報道ステーションは、飛行撮影家・矢野健夫さんのようです。お詫びして追記させていただきます。)* のですが、そんなに期待せずに見始めたのですが見ているうちにその映像の持つ力に圧倒されました。大自然を上空から低速で撮影した映像だけでも力があるのですが、それに加えて日本の秋が持つ圧倒的な色のパワー。木々の紅葉の赤だけでなく黄色や緑や空の青。
大雪山の圧倒的な赤、知床の枯れるように輝くオレンジ、十和田湖の緑黄赤のミックス。そして各地に広がる抜けるような青空。


今年はじっくり紅葉を楽しむ時間はとれませんでしたが、来年はゆっくり”日本の秋”紅葉を楽しみたいものです。