CWC インテルナシオナル − バルセロナ

テレビ越しの感想ですが、昨年の決勝よりも試合に動きがあって非常に面白い決勝戦だったと思います。


やはり戦力で優るバルセロナが終始優位に試合を進め、攻撃の主導権を握りますが、対するインテルナシオナルの守備陣が見事に耐え切りました。ゴール目で悲壮な感じで跳ね返し続けるような耐え方ではなく、一人一人が冷静に自分のできる仕事をし続けるというか、崩されかかっても慌てずパニックにならず、とにかく自分のできることをやり、自分の近くに来た攻撃は潰しボールは跳ね返す。ゴール前でダイレクトのパスと見事なフリーランニングを組み合わされてシャビにシュートされた場面などもありましたが、それでも最後まで組織として耐え個人の力もあわせ破綻なく守りきったように感じました。


インテルナシオナルの攻撃はイアルレイ選手のプレーが効いてましたね。得点になった場面もそうでしたが、それ以外の場面でもインテルナシオナルの攻撃の見事なアクセントになっていたと思います。テレビ放送的にはアレッシャンドレ選手やフェルナンドン選手を大きく取り上げていましたが、個人的にはイアルレイ選手やバルセロナ側でもシャビ選手やジュリ選手やデコ選手のような渋いプレイヤーが好きです。


それにしてもテレビ局が「バルセロナバルセロナ」と騒ぐからか、もともとレアル・マドリーが好きだからか、昨季のCL決勝で負けたアーセナルを応援しているからか分りませんが、中立で見始めたのに最後はインテルナシオナルを応援してしまいました。いや、嬉しかった!
勝敗はともかく、面白いし内容のある好ゲームでした。