代表合宿における刺激

代表合宿の記事がいろいろとアップされていますが、新しく選出された選手にとっても代表合宿は刺激的でしょうが、新しく若い選手が入ってくることで定着しているベテラン選手にも大きな刺激になるのでしょうね。健全な競争の中には健全な刺激が発生する、ような気がします。
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復帰中沢スルーパスで新境地 ニッカン


代表の候補合宿とはいえ、選ばれた選手が受ける刺激、そしてすでに常連となってもしかしたら少し気持ちが緩んでいるかもしれない常連選手が受ける刺激、そして今回のように大学生でも選ばれるということは、J1のクラブ以外に所属している選手にだって少なからぬ影響を与えることでしょう。例え大学生だって高校生だった、たぶんJ2だってJFLだって、能力があれば常に門戸は開かれていると言う無言のメッセージが多くの選手に与える刺激。
選ばれた選手本人が受ける影響も楽しみですが、今回は呼ばれていない多くの選手が受ける刺激や影響もとても楽しみです。

矢野の印象を問われたオシム監督は、独特の表現で言った。「何か悪いことをしましたか?」。初代表合宿の初実戦で、ハットトリックした「新人」についてこう続ける。「何ゴールしたとか、今の時期は大切じゃない。争いが激しくなって、選択肢が増える。皆さんへ与える衝撃よりも、他の選手に与える衝撃の方が大きいでしょう」。