京都 - ヴェルディ

いや、1ヶ月ぶりの勝利ですよ。
思えば4月7日の福岡戦に負けて以来、引き分けすらない泥沼の7連敗。長かったですねぇ。どんな状況でも、勝利は嬉しいです。京都に先制されたときは今日もダメかと思いましたから。


でもねぇ、勝ったとは言えチームの問題点はまったく改善されていない。FWが北海道でDFが九州に居るんじゃないかと思うぐらい、前後に間延びした中盤。日本海側から太平洋側まで振られたのかと思うぐらい、左右に振られると付いていけないDF。選手間の距離の間延びから連動しない選手の動きや、同じく距離感の開きから中盤のルーズボールに一歩目が出遅れて見るだけになってしまう受身の守備。
この試合では京都の守備陣がフッキに1対1を仕掛けてきてくれましたから点が取れましたが、連敗中と同じようにフッキに人数を掛けて守られたら打開する道はまったく見つけられないでしょう。相変わらず、チームで連動した攻撃などほとんど見られませんでした。


この試合の結果ヴェルディの監督問題がどうなるのか分かりませんが、このままラモス監督が続投しても地獄、柱谷コーチが昇格しても地獄、そんな感じがしてしまいます。このチームを立て直すには、選手を組織として整備できる手腕を持った監督ではないと無理そうです。


それと、勝ったとはいえアレだったヴェルディ以上に酷かったのは今日の主審でしたね。”丈二オリジナルルール”があるかのようでした。酷すぎです。