北信の旅 初日

GW中も特に連休することなく働いていたので、GWが終わるのを待って信州でも北信に絞って訪れてきました。決して来期もJ2が決定的な某クラブに嫌気がさしての逃避行ではありませんよ(笑)。
さてGW前からどうしても行きたかった所がありまして、それは長野県北部にある高山村でした。村内にしだれ桜やヒガン桜の一本桜が点在する高山村は昔からの憧れの場所でした。しかし今年も残念ながら桜の時期には間に合いませんでしたが、ネット上で毎日開花情報などを見ていたこともあり、GW明けの小旅行の目的地として高山村村内にある山田温泉を選びました。


桜は散ってしまいましたが、それでも信州の遅い春の名残を少しでも楽しみたいと思い、飯山市まで足を延ばし菜の花公園に行きました。幸いにも朝には曇っていた空も晴れ渡り、絶好の菜の花日和となりました。

千曲川を望む高台にある菜の花公園は、桜は散ってしまったものの菜の花は満開で、遠くに見える千曲川と青い空がとっても綺麗でした。

千曲川を渡った対岸の河川敷にも菜の花が植えられていて、こちらも見渡す限りの菜の花で凄い景色でした。



宿に入るには早い時間だったので、高山村役場を訪ね村内の見所を聞きました。産業振興課の方がとても親切に対応してくださり、やはり桜は終わってしまっていましたが山田温泉よりも少し奥にある雷滝に向かいました。道路わきの駐車場に車を止め、滝に向かって階段を下りていくと轟音が…。

水量はそんなに凄くはないと思うのですが、それでも滝の裏側を通り抜けるというのは、結構な迫力があります。弾け飛ぶ水滴と体を揺さぶるような轟音。そして滝つぼに落ちた水が吹き上げる風も凄かったです。



さて山田温泉のお宿ですが、今回は平野屋さんにお世話になりました。もともと山田温泉が小さな温泉場ではあるのですが、それにも増してGW明けということで温泉街全体がとっても静かでした。平野屋さんは温泉街の中心近くにあり、大湯や足湯が目の前というロケーションでした。宿泊者だけしか入れない外湯「滝の湯」に入りましたが、熱かったこと熱かったこと。その後、火照った体を冷ますために夕暮れ時の足湯でのんびりしていたら、緑色のチームの嫌なことなんかもすっかり忘れました。でも、とっても美味しい夕食を頂いていた時に、テレビのニュースで続投の報を聞いてひっくり返りましたけれどね。