北信の旅 2日目

今回宿泊した山田温泉の平野屋さんですが、夕食も朝食も手作りの美味しさと言うか、家庭的でとっても良いお宿でした。”高級”とか”贅沢”という言葉とは無縁の宿かもしれませんが、”ほのぼの”とか”温もり”という言葉がぴったりの良い旅館でした。


宿で朝風呂など入りのんびりと過ごした後、山を下り湯田中から志賀高原へ向かいます。2日目はまったく予定を決めていなかったので(初日もそうだけど…)、とりあえず冬季閉鎖から開通した志賀草津高原ルートを通って関東に帰ろうかと。昔は有料道路だったので菅平越えが定番ルートだったのですが、現在は無料開放されているので気軽に通れるのが嬉しいです。一気に標高を稼ぎ、横手山スキー場へ。

写真は営業を終えた第一リフト下から横手山山頂方面を望んでいます。しかし、第二リフトまで登ると、そこにはまだスキーを楽しむ人々がいました。気持ち良さそうだったなぁ。観光営業中の横手山第三リフトに乗って山頂ヒュッテに行って美味しいパンを食べたいとも思ったのですが、さすがに宿で朝食をお腹いっぱい食べてしまったので、泣く泣く諦め、白根山方面へ向かいます。



有料の駐車場に車を止め、遊歩道を登り白根山湯釜へ。

昔は楽々登れたんですが、最近はきつくて(笑)。それでも、久しぶりに見る湯釜のエメラルドグリーンは不思議な色でした。すぐ隣にある小さな水溜りは普通の水の色なのに、とっても不思議。


白根山を下り草津へとやってきましたが、温泉は昨晩散々入ったので草津での入浴はなしで、昼食を食べに中軽井沢に向かいました。もちろん、目指すは中軽井沢駅前にあるかぎもと屋本店です。平日だし少し昼食時間を過ぎていたにも関わらず、店内は大繁盛でしたがそんなに待たずに食べることができました。国道18号バイパス側にあるかぎもと屋さんには行った事があったのですが、本店には来たことがなかったのでようやく念願がかないました。まぁ、そこまで大げさなことではないけれど。ただ、かぎもと屋本店の賑わいに比べ、その他の中軽井沢周辺の商店街がシャッター通りになってしまっているのは気掛かりでした。新幹線の開通に伴い、客足の流れが変わってしまったのでしょうか。それとも、夏だけの営業なのでしょうか。


昼食後はどこかに寄る予定もなく埼玉へ帰るつもりだったのですが、せっかく旧道側にいるので旧碓氷峠を降りることにしました。
目的はコレ。




車もバイクも好きなのですが、微妙に鉄っちゃんの血も混じっているので新緑に映えるレンガ造りをどうしても見たかった。
碓氷峠鉄道施設は哀愁が漂っていてとてもいい感じです。現在は一部区間が遊歩道としても整備されており、車でなければ歩きたい道でした。


今回の旅はリラックス&リフレッシュが目的だったので、宿泊先と菜の花公園以外は一切予定を立てずに行ったのですが。、天気にも恵まれ丁度良い気分転換を図ることができました。テレビのニュースで監督の笑顔を見たことだけが予定外でしたが、それ以外はとっても良い旅でした。
そうそう、もちろん横川の釜飯を晩御飯として買って帰りましたよ。美味しかった!!