U22 日本 - マレーシア

helguera2007-06-07

昨夜は国立競技場に行ってきました。
次のステージに進むことが決まっている五輪予選の消化試合ですから、正直に言えば行くかどうか少し迷ったのですが、6月5日のフル代表コロンビア戦に続いて翌日の6日にU22とは言え日本代表の試合が続けて見ることができるというまたとない機会なので、ちょっと無理をして行くことにしました。まあ、チケットが前売りなら1,000円でしたからねぇ。


ということで国立競技場に着いたのはキックオフ直前、スタメン発表にようやく間に合うタイミングでした。カテゴリー2の座席で1,000円ということでしたが、バックスタンドはほぼ満員でした。反対側のメインスタンドは随分と空いていましたが…。チケット代を下げるほかに随分招待券も出したようで、少年や学生のサッカー小僧たちがたくさんいるスタジアムの雰囲気はいつもとはちょっと違う感じでした。近くの男の子が双眼鏡を眺めながら、「ベンチにジーコ監督がいないよ!」と言っていたのは二重の意味で間違いだと思いますが(汗)。


さて試合についてですが、正直メンバーが良く分からない。自信をもって分かるのは3バックの中央に入った背番号19の一柳選手だけで、あとは詳しく分からないまま見ていましたので試合については雑感ということで。
しかし消化試合で大幅にメンバーを代えたことで、いつものU22トップチームの選手たちのうまさがこれほど実感してしまうとは、皮肉な結果でした。例えば右サイドを突破してクロスを上げ損なう選手を見ると「この選手は水野を超えないと代表のレギュラーは奪えないのだな…」とか、トップでトラップミスをしているFWを見ると「平山はやっぱりうまいな…」とか。これまでの予選5試合を戦ったトップチームはきちんと強いんだということを改めて感じてしまいました。


DFラインでのパスミスでボールを相手に奪われること2回、相手ゴール前のビッグチャンスなのにトラップミスでシュートすら撃てなかったり、シュートやクロスを相手GKにエンジェルパスとして渡してしまったり。急造チームですから中盤でのパス回しがぎこちないのはしょうがないと思いますが、自分たちのバイタルエリアでの判断や相手ゴール前での技術というのは急造チームのコンビネーション不足と言うよりは個人の判断や技術ですから、厳しいものがあります。まずいプレーに対しブーイングが飛ぶことはありませんでしたが(たぶん…)、スタンドが何とも言えないどよめきに包まれる瞬間はかなりありました。頑張れ、若人!!


とは言っても無事に勝利し、2次予選のこのステージは全勝で通過し最終予選に進むことができました。それについては良かったですが、最終予選は互角のライバルとの戦いですから気が抜けません。

▽A組 (1)バーレーン(2)カタール 
▽B組 (1)日本(2)シリア 
▽C組 レバノンベトナム
▽D組 (1)サウジアラビア(2)オーストラリア
▽E組 (1)イラク(2)北朝鮮
▽F組 (1)韓国(2)ウズベキスタン

どこも強そうだけど勝ち抜けるのは3カ国、最終予選の真剣勝負が今から楽しみです。組み合わせ抽選は13日ということですから、どこと同じ組になるのか、ドキドキです。