草津 - ヴェルディ

今日はどうしてもPC速報観戦しかできなかったのですが、落ち込んで、喜んで、喜んで、落ち込んで…。あーあ、やっちまった!


帰宅して録画したものすべて見るほどの元気はなく、とりあえず早送りと巻き戻しを屈指して(HDDレコーダーだけど巻き戻しなのか?)得失点場面の前後だけ見ました。見た結果は、負けなくて良かった試合でしたね。試合全体を見ていないのでまったくの雑感ですが、ヴェルディはやはり好調のピークは過ぎ、チームとしては下降線に入っているようです。前節の鳥栖戦でも感じましたが、前線や中盤の守備のプレッシャーが掛からないから、相手の攻撃の勢いをDFラインで直接受け止めることになってしまう。最後の同点弾も、ゴール前のヘディングの場面の一つ前のプレーであるクロスを上げた草津の選手には誰もヴェルディの選手がプレッシャーを掛けていない。5秒ぐらい狙いを定めているのに、ヴェルディの選手は誰も詰められない。連勝を支えてきた菅原、大野キャプテンの中盤2人も、スペースを消すのが精一杯で、詰められない。失点は必然の結果だったと想像します。


中盤でプレスが効かない理由が、連戦による選手の疲れなのか(ヴェルディの日本人選手の平均年齢は他よりも高いでしょ?)、それともDFラインが守る意識が高くなりすぎて引き過ぎ、中盤が間延びしてしまうのか、それとも誰かが守備をサボっているのか。どのような理由があるにしろ、守備の圧力が低下していることだけは確かなようです。


ロスタイムに追いつかれるというショッキングな形での引き分けでしたが、その後にも逆転負けにつながりかねない決定的なピンチもあったので、負けなくて良かった試合でしょう。ここまで8連勝してきましたが、予想外の好結果であったことは事実で、出来過ぎと考えれば出来過ぎの結果でした。8連勝しても何かを手にしたわけでもないし、今日の試合に引き分けても何かを失ったわけでもない。3、4位とのアドバンテージは少し失ってしまったけれど…。次節の仙台との直接対決の結果がより重要になったことは確かです。


引き分けても2位をキープできていることは、とても幸運です。まだ何も手にしていないし、まだ何も失っていない。勝負はこれからの3試合です。