セパハン - ワイタケレ

煽りまくる日テレで見ました。
まず、見ている人間全員が浦和サポだとでも言うかのような煽りまくる放送は聞き苦しいです。確かに浦和は頑張って頑張ってアジア代表としてこの大会に出るのは非常に立派なことですが、たぶん”Jリーグサポ”は特に浦和を応援していないと思います。浦和サポと特定の応援するクラブを持たないサッカー好きの方なら違和感のない煽りなのかも知れませんが、どこか特定のクラブを応援している方々には聞き苦しい放送なのではないかと思います。特に来季横浜FCの監督になるヴェルディOBの方はそんなに浦和よりのスタンスで放送に出ちゃって良いのでしょうか、心配です。


さて、試合については、まあ10回戦えば9回はセパハンが勝つだろうという実力差がある対戦だと思いますが、予想以上に盛り上がりましたね。勝負としてはワイタケレが地に足が着く前の開始5分で決まってしまいましたが、それ以降も決して諦めないワイタケレの闘志が徐々に会場を盛り上げてくる雰囲気は鳥肌モノでした。確かにテクニックはないし日本で言えばJ2にも勝てないだろうと思われるワイタケレでしたが、そのひたむきさは日本のチームが忘れかけているモノを持っていたように思います。あのような試合を見せられてしまうと、自然にワイタケレを応援してしまいます。試合の結果は想像通りでしたが、会場の後押しもあり1点を取り、さらに攻勢を仕掛けるワイタケレの攻撃は見ごたえがありました。勝敗という意味では初めから厳しい試合でしたが、良いものを見せてもらいました。


さて、これでアジア代表の浦和が次戦に当るのは予想通りセパハンになりましたが、お互いにやりにくいでしょうね。ほんの1ヶ月前に2回も試合をしてお互いに手の内が分かっている相手との3度目の試合と言うのは、非常に難しいものになるだろうと思います。ただお互いに相手を欺いたり奇襲を仕掛けたりということはなく、真っ向勝負になるのでしょうから非常に楽しみです。日テレはACミランとの戦いを願っていると思いますが、浦和の次の試合は日テレが考える以上に相当難しい試合になるのでしょう。だからこそ、楽しみです。