ヴェルディ - 名古屋

リアルタイムで見ることができず録画したものを後でじっくり見たのですが、どうしてもニヤニヤしてしまいますね。勝って欲しいとは思っていますが、1勝しかできていない17位のヴェルディと、首位を走る好調名古屋との対戦ですから、あまり楽観もできませんし。ましてやヴェルディナビスコ杯も含めて2試合連続で5失点中ですから、とにかく前半を無失点で切り抜けて欲しいと願っていました。
前半終了時点で速報を見ると0−0で粘っています。やればできるやんと思いながら後半が経過し、再び速報を確認できたのが試合終了後でした。視界に入ってきた”2”という数字が名古屋のものかと最初は思ったのですが、得点者を見るとディエゴと河野という名前があるじゃないですか。思わずガッツポーズをしましたよ。


さて試合についての雑感ですが、やはり菅原、大野という2枚のベテランが入った中盤の安定感は違うな、と。3ボランチ気味にした効果もあると思いますが、今まで富澤と福西の2人で広大な中盤を守っていましたが、この試合では大野、菅原、福西と3枚がバランス良く中盤を守っているので、後半になって息切れするとか、フリーなスペースが大きく空くとか、そんな破綻もなく90分間を終えることができました。フッキが出場停止で飯尾を一枚前に上げられることで可能になったフォーメーションですが、守備が崩壊しかかっていた今のヴェルディにうまくはまりました。


攻撃は、ディエゴがようやく決めてくれました。決めた直後の泣いているようなディエゴの顔を見たら、こっちまで泣きそうになりましたよ。結果を先に知っていたのですから得点することは分かって見ていたのですが、それでもグッときました。今シーズンここまで惜しいシュートを何本も放ってきたディエゴでしたが、バーややポストに嫌われたり相手GKのファインセーブにあったりと、ことごとくツキがなかったディエゴでしたがようやく決めてくれました。あとはレアンドロが得点してくれれば、ヴェルディも波に乗れると思うのですけれどね。
河野の2点目はもう、ラッキーとしか言いようがないです。あの瞬間は河野以外の選手の時間が止まっていて、そこに時間が動いている河野1人が飛び込んでいくかのようでした。


ようやく2勝目をあげたヴェルディですが、これで少し息がつける感じかな。GW中の連戦をなんとか五分の星で乗り切ってもらいたいです。そうすれば残留が少しは見えてくるかな。