大宮 - 磐田

helguera2008-07-12

大宮公園サッカー場に行ってきました。
スタジアムにいたことはいたのですが、前半の45分間は手に持った携帯の速報画面の更新ボタンを押し捲りで試合に集中できず、後半の45分間は(おそらく)カウンター1発に沈んだであろう不甲斐ないチームに腹が立って試合に集中できず(笑)、あんまり感想がありません。


ざっと見た感じでは磐田のほうが選手の動きのキレが良く、中盤で大宮の選手に激しいプレッシャーをかける磐田が圧倒的に前半を制していたように見えました。パッと見では磐田の3−5−2に対し大宮が4−4−2ですから、中盤中央は磐田が制し、サイドの攻防は大宮が数的優位に立つはずですが、中央もサイドも前半の45分間は磐田のものでした。ハーフタイムをはさんだ後半はさすがに大宮も気合を入れて中盤の攻防に参加してきましたが、結局は大宮が試合を始める前に攻勢をかけた磐田が試合を決めてしまいました。前半の大宮はセットプレー以外ではまともなシュートが撃てなかったのではないでしょうか。


そんな試合の中で気になったポイントをいくつか。
まずは主審があの家本さんでしたが、決して興奮せず選手に冷静に話しかけながら試合を進行している部分は好感が持てました。大宮公園サッカー場はスタンドがピッチに近すぎるがゆえに反対側が良く見えないことも多いのですが、見える範囲ではまったく問題のない笛でした。


それと大宮の新外国人選手のラフリッチ選手ですが、投入されたのが逆側の前線になってしまったので動きの室とかは見えませんでしたが、ボールをつなぎ人が動くことで今シーズンの前半を好調に進めてきた大宮の中で、あのように前線に大型のターゲットマンが加わることは果たして本当にプラスになるのでしょうか。投入後は前線への放り込みが増加し、相手のゴールには近づくものの、今まで築き上げてきた自分たちのサッカーを自ら壊している放り込みサッカーに見えました。降格圏内に沈んでいるチームならしょうがない部分もありますが、樋口監督の意向が反映された新外国人選手の獲得なのかが気になります。


試合前に通り雨が降りましたが、雨宿りをするよりは濡れていた方が気持ちいいくらい暑い一日でした。