ヴェルディ - 大宮

helguera2008-10-18

味の素スタジアムに行ってきました。
いや、まあ、とにかく勝って良かった。先日の日本代表戦など比べ物にならないくらいの両者ミスばかりの凡戦でしたが、結果として勝ち点3が残ったのはヴェルディだったのですから、勝って良かった。大宮には最初の対戦で負けていますから、ようやく借りがj返せました。


家を出たのは随分と余裕を持った時間だったのですが、京王線が人身事故で1時間以上まったく動かなかったので、スタジアムに着いたのは試合開始15分前でした。新宿駅でまったく動かない京王線のシートに座りながら思わず爆睡してしまいました。本当は16位と17位のある意味裏天王山を見るのが怖い気持ちもちょっとありましたから、このまま動かなくてもいいかもと少し思ったりして…。間に合って良かったけど。


今季初戦の時はヴェルディの出来が非常に悪くヴェルディの勝利という意味ではちょっとどうしようもない感じでしたが、今日は大宮のできも悪くヴェルディの出来も悪く、試合としてどうしようもない感じでした。両者ともミスパスを連発し、前半の45分を終えたときには、「両者とも降格でもしょうがないかも…」と思ってしまいました。が、やはりヴェルディが勝つところを見たいもので。後半はさすがにヴェルディも前に出る気持ちが少し伝わるような試合をしてくれましたが、大宮からは最後の10分間、つまりヴェルディにリードされて以降しか前に出る気持ちは感じられませんでした。


後半のヴェルディは前半に比べると前に出ていましたが、選手交代で広山を入れてからさらに前に出る気持ちが強くなり、ようやく後半37分に広山からのパスを抜け出したディエゴが決めてくれてリードすることが出来ました。通算の82分ですから、それまで長かったこと。本当にジリジリさせられた82分間でした。ロスタイムもいれてそこからの試合終了までの10分間は浦和や名古屋の迫力に比べると安心してみることができました。ほとんどシュートも打たれなかったし。


J1のリーグ戦も残り5試合、最後まで胃が痛くなるような試合が続くんだろうと思うと、試合があることが嬉しいような、怖いような。でも、3年前にいろんな経験をしていますから、その時よりはチームの雰囲気が良いように感じています。最後の最後に負けた大宮の途中交代の選手として小林大悟選手が出てきたときには、ちょっと因縁めいたものを感じてしまいました。『俺たちはJ2を経験してきたけれど、君はJ2を経験していないんだよね』というような、ちょっと変な上から目線で小林選手を見てしまいました。
今季の結果がどうなってどこが降格してしまうのかは分かりませんが、一度経験していると少しは強くなれるもので。試合開始前にスタジアムのアストロビジョンに2005.11.26の柏スタジアムでの試合終了後の映像が出ていましたが、悔しかった思い出も少しはよみがえりましたが、今となっては懐かしかったです。