大会8日目

今日は神戸のデイゲームだ。錦糸町から東京駅に向かい、駅弁を買って新幹線に乗る。東京駅を発車する前に朝食として駅弁を食べてしまい、すぐにウトウトする。新横浜駅を通過してから先の記憶がない。京都についた頃ようやく目が覚める。折角の神戸訪問なのに、どこに寄る時間もない。まっすぐスタジアムに直行だ。何せ神戸には来たことがない。初の神戸訪問が日帰りだなんて悲しい。
当然神戸ウイングスタジアムに来るのも初めて。地下鉄の駅を降りてからスタジアムまでの間に商店街があって、地元の店に寄れるところはいいな。暑い日だったので、弁当とビールを買って、チケットチェックを通り抜けてから、スタジアムに入る前に芝生に座ってビールを飲む。そういえば、今回のワールドカップの試合観戦でビールを飲んだのは初めてだ。それくらい暑かったし、それくらいワールドカップに慣れてきたってことか。


スウェーデン 2-1 ナイジェリア 15:30
スウェーデンのTST−3のチケットを持っていたので、スウェーデンチームと一緒に日本国内を移動する。埼玉、神戸、宮城だ。移動は厳しいが、対戦国がイングランド、ナイジェリア、アルゼンチンと欧州、アフリカ、南米の強豪国で魅力的だった。そもそもスウェーデンチームもいいサッカーをしていたし。
試合も面白かったがそれよりも印象的だったのは、ナイジェリアのアガホワのゴール後の宙返り連発のパフォーマンスだった。しかし、スウェーデンはしぶとい。
試合後はスタッフの誘導に従って歩いていったら、JR兵庫駅まで延々と歩かされた。暑い日だったし、知らない土地であとどれくらい歩けば駅に着くのかが分からなかったので、とてもつらかった。自分の楽しみのための4連休とはいえ、選手ではないが観客にとっても4連戦は体にきつい。兵庫駅近くで朝日新聞の号外を配っていたが、手をはねて断った。ごめんね、お兄さん。君には何の罪もないが、ワールドカップ期間中に中田ヒデ代表引退などという記事を書く新聞は受け取りたくもない。仮に代表引退が真実であったとしても、大会期間中の今このタイミングで記事にすることじゃない。朝日新聞は日本の敗退を願っている新聞なのかい。


帰りの新幹線の記憶はほとんどない。終点まで行くのだから寝過ごす心配もなく安心して寝ていた。東京駅から埼玉の自宅までの記憶もほとんどない。