韓国サッカー、藁をつかんだか

お隣では就任前からメディアの目は厳しいようですね。

 ボンフレール監督批判の中心は、選手発掘を疎かにし、海外組に依存するほか、都合が悪くなると選手のせいにするという点だ。監督はこれに対し「選手の質が悪いため」ナイジェリアの国内リーグは観戦しないと反論した。2001年にはUAEのアル・ワダ監督に就任したが、8カ月後に成績不振と選手との摩擦で罷免された。

 ボンフレール監督がUAE代表の臨時監督を務めていた2002年のことだ。UAEはガルフ杯で最下位を記録した。実質的に準備期間がほとんどなかったのは事実だ。しかしボンフレール監督は短期間でチームのシステムと戦術を変える無理な指導を行い、それを批判された。これに対しボンフレール監督は「選手たちが私の指示を無視した」と負けを選手たちのせいにした。

しかし例え問題点のある監督にせよ、過去の監督としての実績や歴史から就任前に考察ができるということはうらやましい。何と言っても日本は、ぶっつけ本番で壮大な監督養成実験を行っていますから。