タイ - 日本

悩んだ挙句サッカーを見て、ツールを録画しています。それにしても中国、日本国家の時ずっとブーイングしてたろ、もし、直接対決があったらチンチンにしてやるぜ!!(やられちゃうかもしれないけれど……)


今のところ日本選手の体のキレは良さそうです。と思ったのは最初の15分だけで、そこから先はいつものボールは動くけど人は動かないサッカーになりました。いくらパスをまわしても横パスだけだもんな〜。あれでは崩せないですよね。タイの先制点の場面でもDFはついていけないし、攻撃でもボールや人を追い越して縦に走りこむ選手もいない。中村選手のFKで同点には追いつきましたが、勝ち越せる雰囲気はありませんね。それにしても、タイの壁に入った選手、FKから逃げるな。
前半45分を見ての感想は、GKの川口選手と10人の中澤選手でチームを作りたいです。


スタジオ解説の植木さん(NHK−BS)は、ハーフタイムにエンジンのかかりが悪いと言ってますが、今の日本はこんなサッカーしかできないんですよ。いつものサッカーじゃないですか。これがジーコ監督による自分たちのサッカーなんですよ。いくら期待したって、これ以上のいいサッカーはこの監督で、このメンバーでは出てきません。


後半頭から玉田、田中選手アウトで小笠原、本山選手の投入ですね。当たり前です。まあ、私なら違う選手をアウトにしますが。
小笠原、本山選手の投入で随分中盤のボールと人の動きが活発になりました。と思ったのも10分だけでしたね。CKから勝ち越しましたが、どうなんでしょうね。今日積極的だった中澤選手のゴールは素直に嬉しいですが。


これで安心していっそう動かなくなってしまうんでしょうか。それとも積極的に3点目を取りにいって試合を決められるのか。中村選手の見事なダイレクトバックパスがぴったりタイFWにあって、素晴らしいミドルシュートを打たれますが、川口選手がかろうじて弾き出します。CKやFKはチャンスになりますが、それ以外に得点の匂いはあまり感じられませんね。日本の3点目もCKから福西選手のヘディングですか。試合はこれで決まるんでしょうが、いいのかな、こんなサッカーで。


ショートコーナーからボールをつないで、最後は中澤選手のヘディングで4点目です。
中田浩二選手、お帰りなさい。こんなしょっぱいサッカーだけど、中盤で支えてください。とにかく勝って決勝トーナメント進出を決めましたが、どこかすっきりしない試合でした。さっきの試合(オマーン - イラン戦)の方が正直面白かったです。これが自分たちのサッカーなんですね。

こんなサッカーでは良くないと言ってくれる人がいるとほっとします。

選手たちのリスクチャレンジ意識を活性化することこそ監督の本質的な仕事 湯浅健二さん

監督は、選手たちの「人間的な弱さ」とも戦わなければならないということです。もう一度くり返しますけれど、この「弱さ」とは、積極的にサボろうとするネガティブな意図ではなく、意識や意志の低さとかいった類のものです。その弱さを自覚させ超越させることで選手たちのリスクチャレンジ意識を活性化することこそ監督の本質的な仕事(=本当の意味でのモティベーション)というわけです。

 後半の交代によって、たしかに足許パスは回るようになりました。でも、そんなふうにボールを動かしたからといって、流れのなかで決定的スペースを突いていけるわけじゃない。日本に必要なのは、パサー(パサーイメージが強すぎる選手タイプ)じゃなく、ダイナミックなパスレシーバーであり、中盤でのディフェンスパワーを倍増させられるだけの汗かきプレイヤーであり、後方からの福西や遠藤の飛び出しを演出できるだけの高い守備意識をもったプレイヤーなのに・・。

まったく同感です。