「現場の仕事は続けたい」 サッカー男子の山本監督

helguera2004-08-19

結局はプロ監督ではなかったことがすべてですよね。
アテネ経由ドイツ行き』という言葉もそうなのですが、自分の使命を忘れていますよね。

アテネ五輪サッカー男子1次リーグで敗退した日本の山本昌邦監督は19日、自らの去就について「こういう形(代表チーム監督)になるかは分からないが、現場での仕事は続けたい」と述べた。
 また「選手に力はあったのに、メダルを取らせてあげられなかった」と大会を振り返った。

選手達の保護者ではなくて、あなたは監督として自分の使命があったはずだと思うのですよ。『選手たちにメダルを取らせる』ことが仕事ではなくて、監督としてできるだけ正しい準備や選択をして、『監督として試合に勝つこと』が仕事だということを、最後まで理解していなかったようですね。


プロなら結果を出せなかった監督は解任ですが、日本サッカー協会はアマチュアリズムのあふれるところのようですから、身内から批判は出ないのでしょう。それでもなお、山本監督にプロのサッカー人としての最低限の矜持があったなら、与えられた仕事に就くのではなく、自分の力で勝ち取った仕事に就いて、力をつけて結果を出してから表舞台に帰ってきて欲しいと思います。そこで、ぜひプロの厳しさを学んでください。
あなたは、あなたの望む結果が出せなかった選手たちにプロとしても厳しい処遇をしたのですから、最後に結果を出せなかった自分にも、プロとしての処遇で臨んでくださいね。それがわからないようなら、2度と代表関係には関わらないでください。

マチュアリズムでぐぐっていたら、こんな文章に行き当たりました。
アマチュアリズムとは 川淵三郎

皆が願うことは、アマ・プロの垣根を越えて、オリンピックに向けて挑戦し続ける選手が大会の中心であって欲しいということだろうか。そのためには、いわゆるアマチュアとして、しっかり働いて、生計を立ててから練習してほしいなどとは誰も考えないだろう。たとえプロと言われても、コマーシャルなどから収入が得られるのであれば、競技一筋に生きて最高のパフォーマンスを大会で見せて欲しいと願うのが普通である。結論から言えば、オリンピックで世界最高のプレイをみせたいと願う選手なら、プロ・アマを問わず喜んで参加を認める度量が、開催者側や競技団体に求められる時代になったといえるのではないだろうか。

あなたは、チームがオリンピックで最高のパフォーマンスを出すために、最高の監督を選びましたか?