ブエルタ・ア・エスパーニャ 第2ステージ

荒涼とした風景の中を走り抜ける選手たち、フランスの緑豊かな風景とは対照的ですね。リーガ・エスパニョーラも好きなので以前は良く見ていましたが、サッカーはスタジアムの中だけですから、スペインの都市部はともかく、郊外の風景が見られるところは自転車のロードレースならではですね。


レースについては200kmの中の残り20kmが駆け引きの始まりで、本当の勝負は最後の2kmという見事なゴール前スプリントなのですが、今年から自転車レースを見始めた私はファッサトレインが成功するところを初めて見ました。1人のエースを勝たせるために、8人のチームメイトがアシストする、チームとしての献身的な働きには考えさせられます。光のあたる1人と8人の影、それでこそチームですよ。9人のエーススプリンターを集めたからって勝てるチームが出来るわけじゃないんですよね。


ジダンを11人集めても強いチームにならないし、清原を9人集めても強いチームは作れないって事がどうして分からないのだろう。マケレレがいてこそ輝くジダン、川相がいてこそ輝く清原、そんな単純なことがわからないのかな。
ちょっと話がそれましたが、チームって何、ということを考えてしまうレースでした。