ジーコ魂注入!イレブンに闘争心

何だかなぁ。

「雨で寒い初日になった? 雪が降ろうが40度、50度の暑さだろうが雨だろうが選手には力を出して欲しい」。練習開始時には選手を前にミーティングで闘争心を呼び覚ます。「2月の宮崎合宿からやってきたことが水の泡にならないように集大成を見せよう」。1次予選突破へ、監督自らが強い信念をみなぎらせて合宿が始まった。

選手を鼓舞するための景気のいい言葉としてはありがちですが、本気で言ってそうで怖い。

オマーン対策を質問されても動じない。現地時間午後6時30分の開始時でも25度前後の暑さとなるが「それには触れないようにしている。どんなところでもやるという気持ちが大切。気温差が10度あろうが脳が働けば大丈夫。フィジカルは鍛えてある」と精神面を強調した。

気合が合って、脳が働けば大丈夫という自信はどこから出てくるのでしょうね。

 「もし負けたら」という質問も浴びた。

 ジーコ監督「0−2なら自力(突破)が消えるが特別なことはしない。今まで通りの練習をして選手を信じてる。オマーンとは2度やったがしたたかなチーム。引き気味から速いカウンターでくる。身体能力も高い。だが彼らのホームと言ってもピッチの大きさは同じ。極度におそれるに値するチームとは思わない。いつも通り調整すれば必ず良い結果が出ると信じてる」。

オマーンを極度に恐れる必要はないと思いますが、充分な敬意を払い相手を研究し警戒して臨む姿勢は欠かせないのではないかと思います。これでもし負けてしまったら、『選手の気合が足りなかった』の一言で終わるつもりでしょうか。