シンガポール戦後 選手コメント
まあ、これは都合のいいところだけを切り取って集めたものですから。
満男(小笠原)とのポジションチェンジは、今日はあまりできなかった。後ろに下がればいくらでもボールはもらえるし、どちらかが前だったら、どちらかが後ろという決め事をしていたけれども、満男はちょっと大変そうだった。
初めて予選にスタメンで出られて、雰囲気は分かったけれども、それだけで終わってしまった。みんながどういうサッカーをするのかは、試合に出ないと分からない。
引かれた相手に対して、課題ができた。誰かにボールを預けて、回り込むことも考えていたけれども、ボールが預けづらかった。
(遠藤とのコンビは)前半2人とも残りすぎていた。どちらかが上がって、もっと相手を引き出せればよかった。いつも一緒にやっているわけではないので、すぐに完ぺきというのは難しい。それなりにできたとは思うけれど。
マツ(松田)もツネ(宮本)もクラブでは3バックだし、それは仕方がない部分もある。これで課題もはっきりしたので、後は積み重ねだと思う。急には難しい。
最終予選に向けて課題は見えたと思う。玉田の動きはよく見えていた。もっと彼のスピードを生かしたかった。最終予選に向けては、自分もシュートの精度を上げたり、周りをうまく使うことについても、もっと精度を上げていきたい。そういったことが分かった。やっぱり試合に出ないと分からない。そういう意味で、今日は出られてよかった。
それにしても、やはり選手も試合でやってみないとわからないことってあるんじゃないでしょうか、ジーコさん。テストはやらないっていうけれど、それではいつ選手たちはすり合わせをすればいいのでしょう。