明治安田生命の企業体質?

サッカーのある幸せというタイトルの日記なので、できればサッカーのことだけ書いて幸せな気持ちになりたいのですが、何だかなぁと思うニュースです。私もこの会社と契約しているものがあるだけに余計そう感じるのかもしれませんが。
保険金不払い:明治安田生命の悪質性暴露 毎日新聞

具体的に契約者から「不払いはおかしい」とクレームのあった場合、マニュアルで「苦情が1回だけなら支払いに応じないこと」「2回苦情を受けたら支払いに応じること」などと規定。結果的に不払いを承諾した契約者だけが泣き寝入りすることになった。また、訴訟に発展しそうなものについては迅速に保険金を支払い、和解に持ち込んでいた。

 「不払いの集中」については、大企業の従業員対象の団体保険では不払いはほとんどなく、個人契約者に集中。個人契約者を軽視する明治安田の営業姿勢が明らかになった。

クレームの回数による対応の違いや、対企業か対個人かによる対応の違い。強者には逆らわず、弱者は踏みにじる。そんな姿勢の企業に果たして存続する資格があるのですかね。自分も契約している以上、簡単に破綻されても困るのですが、NHK問題ではありませんが、一部経営感覚の麻痺したトップの馬鹿野郎な判断で、結局泣きを見るのは現場の営業社員や電話応対をする社員ですよね。NHKの不祥事だって、結局は何の責めもない集金人が嫌な思いをして、職員1200人削減を検討なんてことになってしまうわけですし。


明治安田生命で働いている方も多数いるし、その家族の方も多数いるはずなので、簡単に「そんな会社潰れてしまえ」などとは言えませんが、あまりにも弱い人間だけを狙い撃ちにした対応であり、ましてやマニュアル化までされている会社だったとなると、『解約しようかな。』とか思っちゃいますよね。
相手によって対応が変わる事、それはあるのだろうと思います。例えば現金顧客には割引を実施して、カード払いの顧客には割引率が変わるとか、法人には組めるリースが個人では組めないとか、そんなものは世の中に多数あるのでしょう。でも、今回のケースは破ってはいけない最低限の企業倫理を超えてしまっているケースに思えます。