Blogを書くということ、個人サイトということ

立て続けにこのようなエントリーを読んでしまったので、いろいろと考えてしまいました。
ブログの方向性 きままに代表ブランク ブランクさん


(1)「テキスト庵」の「読まれたい」人々 琥珀色の戯言 fujiponさん(以下同じ)

(2)「成り上がれない」個人サイトたち

(3)個人サイトの衰退と限界

(4)個人サイトはどこへ行くのか?

(5)「思い知らされる」個人サイトたち
fujiponさんのエントリーの中でも、特に「(4)個人サイトはどこへ行くのか?」については深く考えてしまいました。


この「サッカーのある幸せ」を始めた時には、不甲斐ない日本代表に対してあふれる思いがあって、それを誰かに聞いてもらいたい、みんなはどう思っているのだろう、そんな欲望から書きはじめたように思います。自分で書いてみると、書くこと自体が楽しかった。でも、少し続けていると、書くことの難しさを思い知ったり、時に喜びもみつけたり。自分に文才があるなどとは決して思いませんが、それでもそれなりに楽しみに訪れてくれる人も多くなって、コメントも多数いただいたりしています。こちらに訪れてくれる人の楽しみの大きな部分は、コメント欄に様々な意見を書き込んでいただける方の個性的なコメントも大きな魅力になっていると感謝しています。
話を戻しますが、ここはやはりサッカーが好きな人の同人誌というわけではないけれど、サッカー好きの方が集ってくれるのでしょうね。サッカーに関係ないエントリーを書くこともありますが、サッカーに興味のない方がここの文章を読んでも、時には「そうだね」と思うことはあるかもしれないけれど、やはり難しいのかなと思います。基本的には「サッカーのある幸せ」ですからね。


サッカーのように正解のないスポーツでは、100人が試合を見たら100通りの意見があるものだと思っています。自分はこう思ったけど、誰々さんはどう思ったのだろう、そんなときにここを訪れていただいているのかなぁ、と想像しています。
サッカーについて書いたり語ったりしている方は業界にも世の中にも多数いらっしゃって、読む人皆さんにそれぞれの優先順位があって、その順位の末席のほうにこのサイトを置いていただいているのだろうと思っています。ですから、時には見当外れの感想になってしまうかもしれませんが、試合を見て、ニュースを見て、できるだけ思ったことを思った通りに書いていこうと心がけています。もちろん私の感想と違うことを思う方も多数いると思いますが、同じ出来事に対して違う意見を読むことも面白いし、似たような感性で語ることも面白い、それがサッカー周辺における個人サイトの魅力なのかな、そんな風に感じています。


思ったことを正直に書くことは当然なのですが、ただ先ほども書いたようにサッカーに正解はないわけで、私が「それは違うだろう」と思ったことでも「それが正解」と思う方もいるでしょうし、「このやり方は嫌い」と思うことでも「それが好きなんだよ」と思う方もいるでしょう。逆もまた然り。そういう意味では、「これが絶対的正義だ」と言い切れるような強さはなくて、「これが相対的正義じゃないかな」という弱気なエントリーになることも多いとは思いますが、まあこのように細々と続けているわけです。
私がネットサーフィン(死後だな)をしている中でも、サッカーの試合の「戦術的分析に優れているなぁ」と感心するサイトもあるし、別のサイトでは「鋭く深く突っ込んでるなぁ」と思わせる所も多数あります。そんな現在、このサイトをこれ以上続けていく必然性があるのかと考え始めればキリがないのですが、私がいつも読むサイトが更新されていなかったり、ほとんど閉鎖状態だったりすると非常に寂しい思いをするので、このように皆さんのお目汚しを続けています。


今はできるだけ毎日更新を心がけて、何とか追いついていますが、いつかは追いつけなくなる日がくるかもしれません。特に来年の6月にドイツ大会が始まったらどうなるのだろうとは思います。まあ、その時はその時ですけど。
いつものように、相変わらず結論のないエントリーになってしまいましたが、皆さんはどう思われますか。


関連リンク

Blogを書くということ Ordinary Days さるねこさん
Blogを書くということ 各国代表・欧州リーグ観戦記  DECO20さん