甲府 - 柏 入替え戦 第1戦

スカパーの中継を見ています。
素直に面白いです。この1戦(2試合か)にかかるモノの大きさが選手を突き動かす試合ですね。立ち上がりから甲府の思い切りの良い前への走り抜けが素晴らしい。マイボールならためらわずに攻めあがるし、柏ボールでもDFが少しでももたついて持ちすぎたら襲い掛かるように奪い取る。これは凄い試合になるのかと思っていたら、逆にそれまでチャンスのなかった柏がセットプレーから先制するのだから、サッカーは分からない。


でも、失点にひるむことなく甲府は自分たちのサッカーをひたむきに続けますね。もしこの試合にヴェルディが進出していたら、4点ぐらい甲府に取られているような気がします。中盤はダイレクトで前線にボールを送るし、前線は来るものと思って動き出している。特に10番の藤田健選手が素晴らしい。J1でプレーさせたい選手ですね。26歳ですか、来年もしJ2で戦うなら要注意です。
そして大宮時代にさんざん見た16番バレー選手ですが、大宮時代には裏に抜け出してもGKに当てていたのですがうまくなりましたね。常時出場できる環境で鍛えられたのか、それとも甲府の動きのある攻撃がバレー選手を生かしてくれるのか。


そして甲府がリードしたロスタイム、最大の驚きは競技場の停電でしたか。インドじゃないんだから、こんな大切な試合で停電はやめてくれ(笑)。明かりが点いていた最後のプレーがペナルティエリア内での微妙な接触プレーだっただけに、どのような方法でプレーを再開するのでしょう。このまま点灯しなかったら、残りの4分は第2戦の試合前にやるのかな。それとも最後のプレーがPKっぽかったので、甲府の関係者がわざと消したとか(嘘)。
結局は中断後もドラマもなく終わりましたね。第2戦まで中2日、柏がどのように切り替えてくるのか注目です。試合後のインタビューの最初に甲府の大木監督が停電について柏関係者にお詫びをしているのが印象的でした。