ヴェルディ愛かぁ…

本人にやる気が会って、クラブ側もその気ですから、まもなく決まるのでしょう。
ラモス氏“ヴェルディ愛”の持ち主を熱望 サンスポ

「都並や藤川、藤吉、永井、カズ、武田とか一緒にやりたいね。1年でJ1に上がるのは簡単ではない。2、3年はみたい(指揮したい)」

昨日は都並コーチの就任にやや否定的な気持ちだったのですが、よく考えると悪くない選択ですね。京都、福岡、甲府は昇格していなくなってしまったし、愛媛は昨年JFLで未知数ですが、この4チーム以外のJ2の情報を実体験として持っているコーチ、こう考えるとかなり有力ですね。93年の出来事や今季の最終戦の出来事を考えると、都並さんの持っている運について考えてしまう部分もあるのですが、論理的に考えれば指導力については分かりませんが、先乗りスコアラーとして考えた時に前年の状況を実体験として持っていることは大きいですね。ただ、仙台との対戦が半端ではなくアウェイ状態で憎しみを浴びせられることは覚悟しなきゃいけないのでしょうけれど。
”1年でJ1に上がることは簡単ではない”という部分は都並さんに向かっての思いやりの言葉かもしれませんね。

東京V萩原敏雄会長兼社長は15日、ラモス氏の要望について「要求をすべてのむというわけにはいかない」と慎重な姿勢を示した。ラモス氏就任について主将MF山田は「クラブにとってはいいこと」と話すなど歓迎ムード。ただ、選手の移籍問題は深刻化してきた。

社長はあまり余計な口を出さずに、現場に任せて欲しい気がします。今年の状況を考えれば、前年と同じにはできないですから。今年成功した社長の発言力なら大きいですが、今は口を出す資格はないのではないでしょうか。
まずは現在の選手の確保と新戦力の確保。出遅れれば出遅れるほど、田んぼは他チームに刈り取られてしまいそうです。


ラモス氏 カズ獲得を熱望 スポニチ

カズにも、ラモス魂は伝わっていた。この日「ラモスさんの気持ちはうれしかったし、選手として評価してもらえるのはありがたい。東京Vの監督にはラモスさんが一番だと思っていた」と話した。世界基準のカズらしくACL出場にも興味を示した。黄金時代を支えた都並氏、藤川氏の入閣も有力で気心知れたスタッフも魅力的だ。

先日の試合を見た限りでは、裏への走り出しとか一瞬のスピードはまだまだ充分だし、今季のヴェルディにはいなかったタイプのFWとして充分機能しそうですよね。そして、カズの存在が森本選手などに与える影響の大きさやカズが及ぼす集客の増員や話題性。プレー面や営業面、両面に渡って魅力的な補強になりそうです。短期間で結果を残したい場合に、ベテランと若手を上手くミックスして使うことは常套手段でしょうし、まあ個人的には見たい(笑)。


ここからは、ヴェルディ取締役の田中さんのBlogに対するコメントです。
決して未経験だからダメだというほどのネガティブな感想ではなくて、「不安があるなぁ、監督としては未知数だなぁ」という感想です。それは経験豊かなスタッフをつければ解決できる問題だし、その他の現在のヴェルディにまつわる手詰まりの状況を考えれば、それ以外の解決策は思い浮かびません。
ただ、バレンタイン監督はすでに過去の実績がある人だし、ここでの例えには違う気がしますが、経験があるから良い、経験がないからダメという単純な反応ではないと思うのですがねぇ。基本的には今季までのクラブフロントに対する不信感がベースにあるので無条件には喜べないと言ったところではないでしょうか。


監督を評価する物差しには様々な基準があって、経験がない監督よりも経験がある監督を選べるならそれに越したことはないけれど、そうでない状況なら新しい人に賭けるのも手です。ただ、その時には優秀なコーチという保険はかけて欲しいなぁと思うわけです。
優秀かどうかは結果が判断することですから、事前に判断できるのは経験ということになりますから、経験あるコーチをつけて欲しいということを言っているだけなのですけどね。ネガティブなのではなくて、サポだって不安なのですよ。だって、初めて経験するJ2なのですから。

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足元を見る 大池だより 曹汰さん
なんか「ヴェルディ愛」ってどっかで聞いたことがあるフレーズだな・・・ 蹴閑ガゼッタ12/15 ガゼッタさん