新生ヴェルディのスタート
2日間ほどサッカー現世を離れていると、実に様々なことが起こりますね。何かの事情で1週間とか1ヶ月とかネット環境を離れたら、現代の浦島太郎になってしまいそうです。
不在の間に新外国人選手3人も決まり、ようやく2006シーズンを戦うチームの全容が落ち着いた我が東京ヴェルディです。
新体制のお知らせ ヴェルディ公式
2006トップチーム選手
GK
水原大樹、高木義成、黒河貴矢、常澤聡
DF
上村健一、デジマール、萩村滋則、青葉幸洋、柳沢将之、戸川健太
藤田泰成、富澤清太郎、重光貴葵、一柳夢吾、三原直樹
MF
永井秀樹、菅原智、廣山望、アナイウソン、松浦宏治、大橋正博
金澤慎、玉乃淳、久場政朋、根占真伍、小野雄平、弦巻健人
FW
バジーリオ、大野敏隆、木島良輔、平本一樹
飯尾一慶、文済天、喜山康平、森本貴幸
まあ、2005年の降格したチームとは、まったく別のチームですね。分かっていたことですが、このように選手名を並べられると、現実として突きつけられる感じがします。それでも何でも、新シーズンを戦っていくしかない。
新体制記者会見の模様 ヴェルディ公式
実績には不安があるけれど、情熱には何の疑いもないコーチングスタッフです。ラモスの会見の中での、仲間を紹介するコメントはヴェルディサポ(というか読売サポ)には泣けます。
●ラモス監督
「就任記者会見のときと重なってしまうかもしれませんが、社長に新しいヴェルディを作りましょう、そのためにラモスさんの力が必要だ、是非力を貸してくださいといわれ、僕は迷わず、こういうときに本当に指名していただいたことを誇りに思い、すぐにOKを出しました。僕が1つ条件に出したのは、今一緒に座っているスタッフと一緒にやらせてくれなかということです。理由はご存知のように、彼らは現役のときに抜群のプレイヤーで、フラビオもサッカーを良く知っているコーチです。僕が41歳までプレーできたのは彼のおかげです。そして僕の次にヴェルディを愛している人たちではないかと思っています。自信はあります。この人たちと一緒にやることができれば、余計安心ではないかと思います。
都並コーチのその情熱、サッカーに対するプロ意識。都並は去年すごいJ2を戦ってきました。僕のためにコーチとして一番役立ってくれるのではないかと思っています。本当に素直に受けてくれました。彼も他所からも声がかかっており、そこで監督としての誘いだったのに、それを捨てて、僕のためではなく、ヴェルディのために、困っているヴェルディのために受けてくれました。本当に感謝しています。さすが都並と思いました。
柱谷コーチはここ3年くらい、レッズでやったことは誰もが認めています。レッズの選手たちと食事をしながら、話をすると、みんなが褒め言葉ばかり。彼はそこで3年間実績を作っていましたが、またヴェルディのためにと声をかけるとすぐに引き受けてくれました。
レイソルにいたときから新吉コーチともよく食事をしていて、僕が来年どこかで、という話をしたりしていたが、まさかヴェルディでとは思っていませんでした。新吉コーチと一緒にやりたいなと思っていました。新吉コーチは逆にラモスさんのためだったら、いつでも声をかけてください、ただラモスさんの場所はヴェルディですよ、とずっと言ってくれていた人間でした。
フラビオコーチは2年くらい韓国へ行っていましたが、ずっとヴェルディのことを気にしていてくれました。このチームを何とかしないと落ちてしまうぞ、と言っていました。読売クラブの頃からのコーチで、本当にヴェルディが好きでたまらない。ヴェルディを出たのは、当時、代表監督だった加茂さんから能力を見抜かれ、引き抜かれたので、代表へ行くしかなかった。ただずっとずっとヴェルディのことが気になっていた人です。」
行け、ラモスヴェルディ!!