エクアドル戦メンバー発表監督会見

エクアドル戦のメンバーについて、怪我人の復帰とG大阪勢の招集以外はほとんどサプライズのない人選でしたね。その部分についてはもう監督の哲学についてなので、その哲学に対する好き嫌いはともかく人選についてはそうなんだろうなという感じです。しかし、今回の会見についてはこの部分に興味を引かれました。
メンバー発表 ジーコ監督会見 スポナビ

 これから世界戦だが、ブラジルとドイツ以外は、コンディション的にはどこの国に対してもチャンスがある、拮抗(きっこう)した中での厳しい戦いとなると思う。選手が数多くの経験を積み、修羅場をくぐってきた中で、世界的にここは強いと言われているチームを相手にしても、自分たちのサッカーができれば互角以上に戦えるんだという自信を持って大会に臨んでほしいと私は強く希望している。「自分たちの力を信じる」ということは、短い言葉だが、非常に難しいことだ。選手たちがいかに自信を持って日本のために戦ってくれるかということによって、日本にもチャンスはゼロではないし、いい成績を残せる力を持ったチームだと自分は確信している。

監督やスタッフ、選手やサポーター、全ての人たちがジーコ監督と同じ夢を見て、同じ夢を信じられるか。「信ずるものは救われる」ではありませんが、ここからは信じられるかどうかが大きなポイントになってくるのかもしれませんね。
まあ、逆説的に言えば技術的戦術的積み上げはもう期待できないと自分で考えてしまっているということの裏返しでもあるのですが。