お役所仕事?

この記事が真実なら、甘〜〜い世界ですね。
toto甘い皮算用、増収見込みは運営費から逆算 読売新聞

スポーツ振興くじサッカーくじ、toto)を運営する独立行政法人日本スポーツ振興センター」が、昨年度の売り上げが149億円と過去最低を更新したにもかかわらず、今年度は前年度比で115億円増(264億円)を見込んでいることがわかった。

普通の世界で前年比177%の売上計画なんて、怖くて立てられませんよね。何らかの理由があるなら別ですが。

その“根拠”としているのが、約120億円に上る運営費だ。内訳は、コンピューターシステム開発費など約40億円、広告宣伝・販売促進費の約31億円、公式サイト運営費など約27億円、販売手数料・印刷費約22億円。売り上げの半分は、当選者に払戻金として支払う必要があるため、約120億円の運営費を工面するには、約250億円程度の売り上げが必要になる、という計算だ。

凄いですね。運営費を削らないための売上額の設定ですか。本当に売れるなら別ですが、普通の会社なら沈没ですよ。

スポーツ議員連盟のメンバーの奥村展三衆院議員(民主党)は、「(売り上げ見通しは)数字合わせに過ぎない。借金を棚に上げ、本末転倒。文部科学省がバックについているという親方日の丸的なやり方にスポーツ議連の議員も怒っており、採算の見通しが立たないなら廃止すべきだ」と憤る。

最低限、単年で赤字にならないギリギリの運営費という概念はないのでしょうなぁ。我が家の家計も「日本スポーツ振興センター」のような考え方で運営したい。『サッカー観戦費用にこれだけ必要だから、これだけ給料が貰える(はずだ)』なんて、有り得ませんよね。

関連リンク
スポーツに還元どころか 大池だより さん


こちらの記事はもっと深刻ですね。
toto未払い金督促、両者で話し合いを…川淵会長 読売新聞

りそな銀行が、スポーツ振興くじサッカーくじ、toto)を運営する独立行政法人日本スポーツ振興センター」に対し、未払金の最終督促を行ったことに関し、日本サッカー協会川淵三郎会長は19日、「ただちに解散して収束をはかればいいという問題ではない。両者で話合いをして、いい方向にいくような方策を考えてほしい」と話した。