仙台 - 東京ヴェルディ

完敗です。仙台の守備はよく躾けられていますね。


でもヴェルディとしては、長いシーズンを戦っていく中でこのように実力どおり負けておいたほうがいいのかもしれません。水戸戦、鳥栖戦、草津戦と3連勝できていましたが、試合内容は決して褒められるものではありませんでした。幸運な勝利を実力と勘違いしないためにも、必要な大敗だったと思います。
マークをはっきりさせず、かといって組織的に守っているわけでもないユルユルの守備。この試合での仙台の守備陣のタイトな寄せや粘り強いマークに比べると、ヴェルディの守備のなんと甘いこと。大人と子供の差があります。


攻撃はやはりどうしても波があると思うので、J2の48試合を戦うのはいかにきっちりとした守備が出来るかどうかが鍵だと思うのですが、この敗戦が修正点をはっきりと教えてくれます。そこにいるだけで相手を捕まえていない4バック。走りこんでくる相手の中盤を自由にいかせるヴェルディの中盤。攻めにいってボールを奪われたら仙台の選手が走っているのに歩いて戻るヴェルディの選手たち。相手がシュートゾーンに入ってきても下がるだけで寄せずにシュートを打たせる守備。


平本選手の確率変動も終わったようなので、次節以降の守備の立て直しに期待します。まあ、シーズン中に4回も戦うわけですから、次に仙台と戦うまでにもう少し守備が成長した姿を見せられるように、頑張りましょう。