注意力
- 注意力は2つ同時に払えない
- 注意力の長時間持続は難しい
- 注意には方向性がある
- 注意力は自分が注意しようと思ったものにしか向かない
- 注意力は感情が高ぶると麻痺する
- 注意力は大脳の疲労が蓄積すると低下する
交通安全講習会のようなものを受けたのですが、上記の注意力の法則は、DFがボールと進入してくる相手に対して払う注意力の関係に置き換えられそうですね。
- 注意力はボールと相手選手の同時には払えない
- 注意力の長時間持続は難しいから、攻められっぱなしだと切れる
- 注意力には方向性があるから、ボールと進入してくる相手選手の角度が開くと難しい
- 注意力はボールばかり見ているとボールにしか向かない
- 注意力は感情が高ぶると麻痺するので、カッカすると隙ができる
- 注意力は大脳が疲労すると低下するので、試合終盤は危険だ
あぁ、また仙台戦でのトラウマが…。
気を取り直していくつかの説明を。
3.注意力の方向性…について、
注意・不注意には「方向性」という特性があり、目線を向けた方向の限られた狭い範囲に注意が傾き、それ以外の方向には必然的に不注意が生じる。
そうです。
また、4.注意力は自分が注意しようと…について、
いかに目を見開いていても、関心が薄ければ「見れども見えず」という不注意状態に陥る。
また、
『不注意は事故の原因ではなく結果である。不注意を招く真の原因を追究すべし』
という言葉もありますので、置き換えると、
『不注意は失点の原因ではなく結果である。ボールウォッチャーになる真の原因を追究すべし』
というところでしょうか。
注意力を高めるには、
肝心なものを見逃さないため、目的意識をもって見る。
- 確認すべきものを自覚して見る
- 隠れ潜んでいる危険(相手FW)を「探す」という積極的意志をもって見る
- 絶えず目線を動かし続け、広い視野を見渡す
- 隠れ潜んでいる危険(相手FW)を知らない(危険予測能力不足)から見逃すのであって、危険の可能性のある場面にしっかりと目を向けることが必要
だそうです。
参考になりますね。ヴェルディの守備陣の話じゃありませんよ、安全運転です(笑)。