組織力

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金子達仁ワイド 田嶋技術委員長に聞く  スポニチ

【金子】日本選手の技術レベルはどれぐらいにランクされると。

【田嶋】世界トップの欧州リーグで何人プレーしているかが技術レベルを表している。日本は10人ぐらい。Jリーグのレベルも技術レベルも上がっているがまだまだ。

【金子】オーストラリアは代表チームの実力では日本といい勝負だが、140人も欧州でプレーしている。この差はどこに。

【田嶋】まず言語がある。それとエリート教育。ただ、日本のいいところは組織力。それを前面に出すことで140人対10人の穴は埋められる。

【金子】監督の能力は?

【田嶋】それは結果だと思う。トルシエの後をジーコにして良かったと思う。僕らに欠けていた部分を教えてくれた。選手も自由を理解するのに時間がかかった。その集大成が今大会。監督の比較は単純にはできない。

組織力を前面に出す」と言うのは簡単ですが、ピッチ上で選手ができるかどうかは別問題のような気がします。それが実戦で徹底できるかどうかは、Jリーグを見ても監督の能力やタイプによるところが大きいのではないでしょうか。


また、次期監督選びについての、この質問が今ひとつ理解できない。

【金子】10年前の日本は監督選びに連続性がなかった。トルシエジーコはタイプが違うが連続性がある。次はどうしますか。

【田嶋】今、実際に動いている。名前は言えないし、技術委員長として粛々とやらなきゃいけない仕事だと思う。

金子さんにトルシエジーコの連続性について、ぜひ書いてもらいたい。皮肉とかではなく、本気で思います。この2人の監督選びの連続性について、どの部分を指して「連続性がある」と言っているのか、もう少し説明して欲しいところです。