伊勢・志摩の旅

helguera2006-05-08

世の中では「GWで空港が混雑」とか「高速が渋滞」と言っている間も、連休とかに関係なく過ごしていたので、GWが明けてから連休して旅に出ています。


夜通し東名高速を走って、目指すは伊勢神宮の内宮に向かいます。宗教や神社仏閣に対して普段はおろそかに接していますが、やはり厳かな雰囲気の場所に行くと気持ちが引き締まります。午前中の少しだけ静かな時間帯に参拝し、ドイツでの日本代表の必勝を祈願しました。本当はヤタガラスにちなんで熊野本宮に行きたかったのですがそこまでの余裕はありませんでした。
伊勢神宮はその手前のおかげ横丁など、なかなかゆっくり見るところがあるのですね。昔ながらの雰囲気を残した(再現した?)町並みは、歩くだけでも風情があります。お約束の赤福でお餅をいただきながら、少しゆっくりとした時間を過ごしました。


関東から向かうと伊勢から戻る形になるのですが、お昼ご飯は松阪に戻り、お肉をいただきました。そうです、あの有名な松阪牛ですが、予算の関係でランチのような形でいただきました。それでも、いつも地元で食べている肉よりはおいしいなぁ。何が違うんでしょうね。不思議です。
お店は松坂駅からも程近い『ビーフクラブ ノエル』でいただきました。写真のメニューはお弁当のような形ですが、いつかは予算に関係なく豪華なステーキでいただきたいものです。


昼食後は再び伊勢に戻り、今度は伊勢神宮の外宮を参拝します。もちろん、祈願したのは日本代表の活躍。でも、やはり郊外にある内宮と違って街中にある外宮は少し雰囲気が違いますね。
その後は今日の宿泊先となる志摩半島に向かいます。伊勢から志摩へ向かう道路は新緑が眩しいほどで、生憎の曇り空ですが藤の花がきれいでした。志摩半島に出るころには、少しだけ青空も見え、何だかリゾート気分。でも、リゾートホテルに宿泊するわけではないのですけれどね。


本日のお宿は新和具荘さんにお世話になりました。このお宿には10年くらい前にも来たことがあって、その時に料理がとても美味しかったのでいつかは再び訪れたいと思っていたお宿だったのです。関東に住む人間にとって、大阪や神戸など新幹線1本で行けるようなところはそんなに遠くも感じないのですが、紀伊半島のように電車でも乗換えが必要だったり、また車でしか行けないようなところは心理的にとても遠く感じるのですが、それでも今回も期待に違わない海の幸満載の夕食でした。船盛りのお刺身の中にさりげなく存在するアワビのお刺身や、他にも煮魚の絶品の味付けなど、ボリュームもたくさん。最後にお待ちかねの「手こねずし」をいただくわけですが、それまでに食べ過ぎて美味しいのに残してしまうという、もったいない状況でした。