伊勢・志摩・京都の旅 2日目

1日目はこちら。
志摩での朝は微妙な雲行きでしたが、今日の2日目は時間的にも厳しい日程なので志摩周辺を観光する余裕もなく出発します。一般道と高速を乗り継ぎながら一路京都を目指します。国道1号で鈴鹿峠を越えていくと「野州」という今年のサッカーファンには堪らない地名も目にしましたが、今日はそれ以上に期待するイベントがあるので寄り道をせずに京都に向かいます。途中少し渋滞にも巻き込まれましたし、鈴鹿峠は大雨だったのですが、琵琶湖に下りてくる頃には青空も見えてきました。


三条通りを使って京都に入ると、寄り道して観光をすることもなく本日の宿泊先である京都ホテルオークラに向います。到着すると思っている以上に豪華なホテルでびっくり。お得な宿泊プランがあったから予約を入れたのですが、ロビーは豪華だし、部屋は広いし。リーズナブルな予算なのでもちろん低層階で京都市役所側なのですが、角部屋でバスルームもバスタブとシャワールームが別にある広いものだし、テーブルと椅子があるスペースにも大きなテレビがあって、反対側のベッドルームにもテレビがある。こんな豪華な部屋にチェックインをしてから出かけるまでの30分間と、再び部屋に帰って来た深夜12時過ぎから朝のチェックアウトまでの時間しか居なかったのは、残念です。1週間くらい滞在して、京都をゆっくり散策したいものですね。


さて、チェックイン後にそんなに急いで部屋を出たのは昼食を三嶋亭でどうしてもいただきたかったからです。すき焼きを食べたいということもあるのですが、コースによっては女中さんがつきっきりですき焼きをしてくれるのです。見事な手さばきと美味しい味付けはその値段をも納得させてくれる力強さがありました。

彦摩呂さんではないので、そのとろけるようなお肉の柔らかさや甘しょっぱい味付けを表現することはできないのですが、はるばる訪れる価値のあるお味でした。満足、満腹。


お腹がいっぱいになって、この旅の3大目的である松坂牛、海鮮料理、三嶋亭のすき焼きを制覇したところで、いい気分で河原町駅まで歩き、阪急電車に乗って大阪に向います。最近はテレビのニュースで阪神電鉄阪急電鉄の株の話題がよく取り上げられていますが、生れて初めて阪急電車に乗りました。関東で生活をしていると、阪神や阪急や南海や近鉄は鉄道会社の名前というよりは野球チームの名前という印象しかないのですが、こうして実際に乗ってみるとまた違う印象になりますね。
途中、西京極駅から見えるスタジアムが京都サンガのホームスタジアムである「京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場」(長いな)なのだろうと想像しながら通過しました。まだここにも訪れていないスタジアムがある。日本は広いです。大阪に着いてからの出来事は上で書いたので省略しますが、帰りも梅田駅から阪急電車の特急で帰ったのですが、代表ユニを着ている人が多数同じ電車に乗っていたのは意外でした。関東で暮らしている私にとっては大阪と京都は遠い印象なのですが、よく考えてみると横浜の試合に埼玉から行くよりはずっと近いのですよね。