ナビスコ杯 大宮 - C大阪

helguera2006-05-17

駒場スタジアムに行ってきました。
いつもは北浦和駅から駒場スタジアムに行くのですが、今日は移動の関係で浦和駅からシャトルバスを利用してみました。行きは浦和駅西口から待たずに乗れて「これで190円なら便利だ、もっと前から使えば良かった」と思ったのですが、帰りが何とも。いつもは歩いて帰るのでバスの長い列も気にしたことがなかったのですが、まずは列が進まない。今日の駒場にはたかだか3,709人しか集まっていないのに、全然列が捌けないのです。バス乗り場は2箇所あるのですが、前払いで190円という半端な金額のため、乗る人間がバスの運転席の隣で両替しながら乗り込んでいるから中々進まないし、乗客が乗った後に「中に詰めろ」と繰り返して中々出発しない。20分ぐらい列に並んでいても、バスが4台から6台くらいしか発車しないのです。バスは駐車場に多数配備されているのだから、もう少しテキパキと出発させて、列を流せば同じ時間待たされてもイライラしないのですが、列が進まないだけに待ち時間が余計長く感じてしまいます。


今日は体調も悪く雨が降っていたためバスを利用しましたが、乗るまでに30分も掛かるのなら歩けば北浦和駅に着いちゃいますよ。国際興業バスの仕切りだと思うのですが、もう少し効率よく乗せられないものでしょうか。小さな子供も多数見に来るサッカースタジアムだけにもう少しパワーをかけて快適な乗客輸送を期待したいものです。初めて見に来た人が「こんなんじゃ来ないよ」と思わないようにサービスを向上しないと、集客の増加も見込めないし、ということはバスの乗客アップによる売り上げの増加も見込めませんよ。


試合に関係ない部分がかなり長くなってしまいましたが、どちらサポでもない私にとっては試合の方は非常に眠い試合でした。まあ、風邪薬を飲んでいる所為もあるかもしれませんが…。
試合開始6分でセットプレーから大宮が先制しましたが、それ以降はお互いにボールは保持するものの流れの中からはシュートにいける気配は感じられず、時々放つミドルシュートもはるか枠の外。大宮の方にはポストを叩く惜しいシュートもありましたが、それ以外は『セットプレー以外は得点の動かない試合だな…』と感じていました。C大阪の同点弾も結局はセットプレーからでしたね。


そんなことで試合自体はアレだったので、久しぶりに生で見る”元エキゾチックターミネーター”のプレーを中心に見ていました。今日はバックスタンド1Fの大宮寄りで見ていたのですが、前半の元エキゾチックターミネーター山田卓也選手は今日は右SBに入っていて反対側だったのですが、特徴のある髪型で遠くても良く分かりました。まあ、それ(髪型)以外でも走り方や蹴り方ですぐに分かるのですけど、ねぇ。昔良く見た選手ですから。
C大阪の試合を見る機会は少ないので今日の出来がいつもと比べてどうだったとかは分からないのですが、相変わらず頻繁に上下動を繰り返しています。それが中々効果的な攻撃につながらないのも昔と同じでしたけど。でも後半のC大阪コーナーキックでニアに飛び込んできたときには思わず「決めろっ!!」と思ってしまったので、我ながら愕きました。降格したヴェルディを捨てた選手の活躍はあまり望んでいないのですが活躍しないのも寂しいし。何せ、今日は元ヴェルディがピッチ上にいっぱいいましたからねぇ。後半途中からは退場による修正でボランチになりましたが、所属チームの2年連続の降格などとならないように、再開後のリーグ戦でも頑張ってほしいものです。


そんな複雑な心境で見ていた今日の停滞した試合でしたが、後半15分頃に1点を追うC大阪が森島、西澤選手の2枚同時替えをしてからは俄然C大阪びいきになってしまいました。ホーム側で見ていたので回りは大宮サポばかりだったのですが、フリーキックに西澤選手が飛び込んで同点にした場面では思わず膝の上で小さくガッツポーズをしてしまいました。回りのオレンジ色の人々に気づかれなかったと思うのですけど。


それにしても大宮の三浦監督の選手交代ですが、後半30分過ぎに小林慶選手に代えて守備のスペシャリストの斉藤雅選手を入れたときには「また逃げる弱気の交代か?」と思ってしまいました。試合後の会見では「斉藤を入れたのは守備固めではない」と言っていますが、相手が1人少ない状況で1点勝っているにも関わらず守備の選手を入れる弱気の采配は気になりました。後半20分にC大阪の選手が退場して数的有利に立っているにもかかわらず守備固めでは弱気すぎないかと思ったのです。結果は予想通りになってしまいましたが、大宮にとっては数的有利をまったく生かせず追加点を奪えなかったのが痛かったのではないかと思います。
裏を返せば、C大阪の選手が1人少ない不利を感じさせないくらいよく頑張ったということかもしれません。


マスコミ的には発表されたドイツで戦う23人の日本代表の選手たちの動向の方が大きなニュースなのかもしれませんが、J2のリーグ戦だってやっているしナビスコカップだってやっているし、気持ちをドイツに持っていってしまうにはまだ早すぎますね。