時差の関係で…

時差のせいかどうも今日がドイツ戦当日とは思いにくいですね。これからワールドカップが始まったら、もっともっと時差で辛いことになるのでしょうね。思えばユーロ2004の時も辛かった…。


さて日本代表ですが、気になる話題が続いてますね。少し長いのですが引用します。

緊急ミーティング不発 不安ドイツ戦 スポニチ

発端は28日の紅白戦だった。試合を止め、中田、福西、坪井、宮本、中沢の5人が集まって意見を交換。その中で、守備重視の選手から現実的な主張がなされた。

 宮本「いろいろな国際試合を見てもどんどんラインを上げるチームは少ない。全員で守らないといけない」

 中沢「守備に関してはまだまだ。DFラインはそんなに上げられない」

 中村「紅白戦はボールを回されたように見えたけど、回させたという感じ。実際、それらしいチャンスをつくった。守って速攻がいい時もある」


 Jヴィレッジ合宿でも最終ラインを下げ「少ない手数でカウンターを狙おう」とジーコ監督は指示。28日の紅白戦での柳沢のゴールはその成果だ。だが、攻撃に重きを置く側の意見は違う。

監督の指示が既に出ているなら、とりあえずはそれでやるしかないのかなとも思いますが。

 中田「全体にラインが下がりすぎる。もっと前に上げてくれ」

 高原「引いて守っているだけなんで全体をコンパクトにして、その中で積極的にプレッシャーをかけていいポジションでボールを奪えれば、そこからいい攻撃をできる」

 中村は「どこでボールにアプローチにいくか、どうやって追い込むか全員で集まって確認する」と早急に意思統一する必要があることを訴えた。これを受け、代表23選手全員が28日の練習終了後、ボン市内のホテルにあるトレーナールームに集合。その場で約30分間、それぞれが意見を出し合ったという。だが、最後まで意思統一には至らず「正解がないので、チームがバラバラにならなければいい」という、うやむやな形で話し合いは一端、幕を閉じた。一夜明けた29日の練習でも攻撃のフォーメーション確認、セットプレーの練習に時間を割いたため、最終ラインの確認作業は行われなかった。

結局のところ、ドイツ戦に向けて見解の統一ができたのかどうか分からずに終わってしまったのですね。


下げても上げてもどちらでもいいのです。対戦相手との力量差によっていくら日本側で頑張っても相手のペースで押し込まれてしまう時間帯もあるでしょうし。でも、選手の意思統一がなされていない状態が一番心配ですね。押し込まれた展開から押し戻そうと上げる中盤に対し、慎重に上げないDFライン。その結果広大に空いてしまうバイタルエリア…、なんてことのないように、自分達の時間帯になったときの基本をどこに置くのか、共通理解をもってドイツ戦にのぞんで欲しいものです。



こちらはまた微妙に書き方が違う記事です。
日本代表、ドイツとの親善試合を前に意見調整 サンスポ

というのも、28日の紅白戦で問題が持ち上がったからだ。高い位置でまったく控え組からボールを奪えず、ゴール前で何とか相手の攻撃を跳ね返し続けるのがやっと。プレスがかからない理由は、攻撃なのか、守備なのか。


DF宮本は「前からプレスがかからないと守備の位置を前に出せない」と、攻撃陣の守備を求めた。一方、攻撃側の中田英は「守備の位置が下がりすぎてプレスがかからない」と主張。すり合わせるしかなかった。


選手は話し合いの中で、攻撃にも守備にも非はないと結論づけた。要は、局面局面でいかに攻守を切り替えるか。

宮本は「ボールを相手に奪われた瞬間、奪われた選手から守備に入ることを確認した」と話した。相手のボールを奪われた選手が最初に守備をすれば、周囲の選手が守備に切り替わるための時間が稼げる。また、ボールを失った場所で奪い返せれば、DFラインで相手ボールを跳ね返して攻めるより相手ゴールへ近づく距離と時間は短くなる。

何だか、草サッカーチームのケンカのようになってますね。どこに問題があるのか一番客観的に見られるのは監督だと思うのですが、この記事に監督の話題が出てこないことが不思議です。どこでチームのバランスを取るのか、それが監督の仕事だと思っていましたが、うーん不思議。