第12ステージ

イサシは内向的だったんだ(笑)。
今年初の実況Sascha解説栗村コンビでしたが、飛ばす飛ばす。サッシャは現在J-WAVEで月〜木曜日の早朝5時からの番組をやっているので、今年の登場はなしかと思っていたのですが、週末だけでもあって良かった。視聴者からの『選手の中で、もし飲みに行くなら誰を誘う』という質問に引っ張る、引っ張る。結局、栗村さんが選んだのはイサシでしたが、性格を勝手に内向的だろうと決めつけ(笑)、最初の質問が「どう?」というところから会話を始めるとか、視聴者の期待以上に話を膨らませてましたね。面白かった。久しぶりの搭乗でサッシャの実況はボロボロでしたが、それでもレースに動きのない時間帯を盛り上げてましたね。


レースについてはフランスの革命記念日ということでフランス人に何か起きるかと思いましたが何も起こらず、4人の逃げ集団の中のポポヴィッチが余裕のアタックでステージ優勝でした。一番体力にも精神力にも余裕があったように見えました。いや、体力に余裕があるからこそ、1回でアタックが決まらなくても何度も繰り返せる精神的余裕が芽生えるのかもしれませんね。対するバッランとフレイレは体力の余裕のなさが精神的な追い詰められ方につながっていったようにも見えました。この2人の最後の口論とゴール前の白けきった姿は自転車レースの人間臭さを象徴する映像でした。