A3 千葉 - G大阪

こんなに真剣に、そして楽しくA3を見たのはこの大会が始まって初めてのことでした。日本から出場したG大阪と千葉の2チームに感謝です。特にジェフ千葉に。


A3の千葉の試合は結局3試合とも見てしまいました。素晴らしく美しい千葉のサッカーに惹かれて。
でも、”美しいサッカー=強いサッカー”とは限らないし、”美しいサッカー=勝てるサッカー”でもない現実。チャンスをたくさん作っても、決めきれない千葉。全員が走り、チャンスの質と数では相手を凌駕しても、得点で凌駕できない。悲運と言う言葉では片付けたくはない、それぐらい美しく楽しい千葉のサッカー。


初戦の蔚山現代戦は素晴らしかったですが、やはり日本の8月という真夏に、7日間で3試合というハードスケジュールが千葉の良さを消してしまう。初戦から中二日だった2戦目の大連実徳戦では、前半が走れませんでした。そして今日のG大阪戦では開始直後から前半途中までは走れたものの、前半終了間際からは動けなくなる選手が多かったように感じます。美しいサッカーを実現するがあまり、勝てないというジレンマ。


遠藤選手や阿部選手のプレーなど、試合の綾になるような場面もありましたが、それ以上に「ジェフ千葉のサッカー」というものについて考えてしまいました。結果としては出ませんでしたが、それでも千葉のサッカーは美しく楽しい。