招集の発表日よりも、ナビスコでしょう

J1のリーグ戦は明日8月30日の第21節で少し中断し、日本代表はアジアカップ予選のアウェイ2連戦に向かいます。巷では30日の試合後に代表選手を発表して海外遠征に出発することが話題になっていますが、発表日と出発日の問題よりも、中断期間中のナビスコ準決勝出場組と日本代表の兼ね合いについてほとんど話題にならないことが不思議でした。

8/30 J1 第21節

9/2 ナビスコ 鹿島 vs 横浜FM
9/3 ナビスコ 川崎 vs 千葉
    アジアカップ サウジアラビア

9/6 アジアカップ イエメン戦

9/9.10 J1 第22節


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日本代表とナビスコ杯の兼ね合いについて、日程の問題は『今さら言ったって、しょうがない』問題かもしれませんが、それなら発表のタイミングだって、早めに発表すれば第21節を選手が出場回避できて早めに遠征に出発できるわけではないので『今さら言ったって、しょうがない』問題ですしね。
今年はワールドカッップイヤーで、リーグ戦やカップ戦と代表日程が重なるのはしょうがないといえばしょうがないのでしょうが、それでもそれならあまり意味のない代表の親善試合などを減らして、公式戦であるナビスコ杯などを優先するべきなのではないでしょうか。


しかしオシム監督の新体制発足後の4試合を考えても、トリニダード・トバゴ戦はA3との兼ね合い、そして今回のアウェイ2連戦はナビスコとの兼ね合いと、何かと制約の多い選手選考になりますね。昨年のナビスコ杯優勝監督ですから、できるだけナビスコに影響が出ないような配慮をするでしょうし、かといって中東アウェイが厳しいのも覚悟しているでしょう。早く何の制約もなく練習時間が取れる合宿を経ての新チームの試合を見たいものです。