大宮 - 浦和

今日はチケットがあればスタジアムに行こうかと思ったのですが、いつもは売り切れない大宮の試合だと油断していたら完売してしまいました。「テレビでいいや」と思いながら見ていたら、２階を開放していないのですね。メインとバックの両方を開放しなくてもいいと思いますが、せめてバックスタンドの２階ぐらいは開放すればいいのに。まあ、それで増える収入よりも開放することでかかる経費の方が多いのでしょうね。

浦和も日本代表の遠征で多くの選手を出して厳しい状況でしたが、それを補う選手層が凄い。そして大宮はただでさえ薄い選手層の中から故障で主力を欠いていました。そのような状況で試合は浦和の一方的なモノになるかと思ったのですが、思った以上に浦和のスタミナが早く切れました。前半終了間際に１点をリードしたことで抑えてる部分もあるのでしょうが、それ以上に選手の走る量ががた落ちになったのが気になりました。

大宮については思った以上に後半は攻勢に出ましたが、いかんせんＦＷがいない。森田選手は何もさせてもらえず、吉原選手と桜井選手は惜しいチャンスは作るものの決められない。新加入のアリソン選手にいたっては、何をしに出てきたのか…。今日の試合でも終盤のパワープレーの状況でゴール前にいるのが小林慶選手だけでは難しい。グラウ選手が在籍していた時もそうでしたが、中央の選手が得点できなくても、そこで潰れることで周囲の選手が押し込むことも出来るし、アリソン選手の獲得は効果的なのでしょうか、疑問です。
ワシントン選手のワンチャンスとロスタイムの永井選手のワンチャンスを決める浦和。そこに至る前に味方の攻撃で相手の守備を崩しているとはいえ、やはりＦＷらしい選手がいるかいないかは大きいですね。