埼玉の10大ニュース

何気なく置いてあった埼玉新聞を手に取ったら、『県内10大ニュース』なる特集がありまして、トップを見てビックリ。

  1. 浦和レッズ
  2. ふじみ野プール事故
  3. 川口園児死傷事故
  4. いじめ問題
  5. ホンダ、寄居に新工場建設へ
  6. さいたまゴールドシアター旗揚げ
  7. 600メートルタワー幻に
  8. 幼女連続誘拐殺人・宮崎被告の死刑確定
  9. サッカーW杯会場に加須市のジャンボ鯉のぼり
  10. 増渕、木村 高校生ドラフト1巡目指名

いや、1位が『浦和レッズ』の一言ですからね。”浦和レッズのリーグ優勝”とかの出来事ではなく、『浦和レッズ』という単語自体がニュースとは…。さすがは埼玉と言うのか、他のクラブを応援する身には住みにくいと言うのか。浦和の主催試合に年間で77万4749人が訪れたそうで、Jリーグの記録を更新。埼玉県の総人口が705万人(2005年現在)ということで、大雑把に延べ人数で考えると10人に1人が見た計算になってしまいますね。まあ、リピーターが多いはずなので、単純に計算はできないのは分かってますが、それでも凄い人数だ。


そして、2、3、4、8位には、子供が巻き込まれた悲しいニュースが入っているのが、何ともやりきれませんね。今年の一年間は日本全国で子供に対するいじめや虐待など、命に関わるニュースが多かったことは全国的な傾向かもしれませんが、ふじみ野のプール事故や、川口の園児の列に車が突っ込むなど、埼玉県内での衝撃的なニュースの多い年でした。


5、6、7、10位のニュースについて、7位の第二東京タワーの誘致に失敗したことはさすがに知っていましたが、5位、6位、10位のニュースは話題すら知りませんでした。うーん、自分の中の関心事が随分サッカーや最低限の時事ニュースに片寄ってしまって、地元ローカルニュースに関心がないことがはっきりしてしまいますね。野球にも無頓着だし。さすがに北海道日本ハムファイターズが優勝したことは知っていますが、西武ライオンズは何位だったのだろう。


そして9位の鯉のぼり。たぶん埼玉県内以外では10大ニュースのような話題にはならないニュースだと思いますが、そういえばそんな出来事もありました。でも、ドイツに鯉のぼりを持っていくことに何の意味があったのだろう。ちょっと調べて見たら、そもそもカイザースライテルン市が日本庭園などを設置するほどに日本文化に興味を持っていたこと。また元々カイザースラウテルンには巨大魚伝説があり、カイザースラウテルン市民の魚好き、特に巨大魚好きの性向はこの伝説に始まり、市の紋章も巨大魚であること。それらの理由から日本の鯉のぼりに対しカイザースラウテルン市が興味を持ち誘致したのですか。知らなかった。6月に2度もカイザースラウテルンで試合を見たのに…。行く前に知っていたら日本庭園とか探したのに。



番外編 追記
家族を守るため苦悩の決断 土屋が東京Vに完全移籍 大宮 埼玉新聞

柏がJ2に降格し、土屋は熱心に誘われた大宮に加入した。だが、ダービーでは精神面で相当なダメージを受けてしまった。数日後、「かなり精神的にきました。やっぱり僕はさいたまに来ちゃいけなかったのかもしれない」とぽつりとつぶやいたことがある。


 大宮に移籍してきて、ピッチ外でも非常につらい出来事に遭遇したこともあるという。土屋にとって埼玉は平穏な生活をしづらい環境だったのだと想像できる。家族を守るという点でも移籍を決断せざるを得なかったのだろう。