鳥栖 - ヴェルディ

こんなに良い立ち上がりをしても勝てないんですねぇ。
怪我人の影響などで大きくスターティングポジションを代えたヴェルディでしたが、本当にここ数試合にない試合の入り方だったんですけど、それでも負けました。怪我で欠場の名波選手に代えて服部選手を中盤の中央にいれ、空いた左SBに菅原選手を入れて守備を安定させる。そして攻撃時にはサイド攻撃を多用して、中央の船越選手をターゲットとして有効に使い、こぼれ球を金沢選手が狙う。ラモス監督の狙い通りだったんですよね、前半の30分までは。


でも結局は付け焼刃ということで、前半の30分を境にヴェルディ選手たちの足が止まりました。そこから先の前半残り15分間は、いつものヴェルディの試合。攻撃時には足が止まり選手の動きがなくなりパスの出しどころに困り中央へ偏る。守備時にも足が止まり、相手の動きを待って受けてしまう。徐々に攻撃に意識が集中し、守備が数的に危うくなったところでカウンターを喰らい失点する。


後半の立ち上がりから選手を2人入れ替えてカンフル剤としたことはラモス監督の見事な采配だったのですが、そのカンフル剤が効いたのも後半の10分まで。そこでまた選手の足が止まりました。ただ、そこまでの10分間で一度は動転に追いついたのですから、後半も悪くない立ち上がりだったんですよね。でも、結局は足が止まっていつものヴェルディに成り果てました。鳥栖の得点は数少ないチャンスを生かしたものとは言え、試合終盤まで鳥栖の運動量は落ちませんでしたから、鳥栖の勝利は妥当なところだとは思います。


拝啓、ヴェルディのフロント様。
さて、これで6連敗ですか。あと何連敗したら許してくれるのでしょうか。そろそろ罰ゲーム的な監督人事は勘弁してもらえませんでしょうか。もしくは潔く「我々にとって大事なのは昇格などという些細なものではなく、読売魂の継承だ!!」と言ってもらえれば勝ち点や勝利への執着を捨てることができるのですが、いかがでしょう。
もう許してもらえませんか?


鳥栖 vs 東京V:ラモス瑠偉監督(東京V)記者会見コメント J's GOAL

4月1日の山形戦以来勝利していないが、次の自分たちの庭である国立競技場で流れを変えることができると信じているし、そのために手を打つ。国立競技場の神様がついていてくれるので、次は必ず勝つと信じている